アプリの開発会社はどう選ぶ?依頼をする際に気をつけたいポイントも紹介

スマートフォンの普及率は75%を超えています。スマートフォンは今や企業にとって、顧客にアプローチするための主要デバイスといえるでしょう。Webサイトによって認知を広めた後に、アプリを使って顧客との結びつきを深め、ロイヤルカスタマーに育てるのが今日のスマートフォンを使ったマーケティングです。

この記事では、自社でアプリを作る際の開発会社やフリーランスの選び方、開発にかかる時間と費用、開発を進めるときに気をつけるべきことをご紹介します。また、開発ツールを使ったアプリ開発についても解説します。

 

アプリ開発の依頼先となる相手は?

社内にエンジニアがおらず自社開発が難しい会社は、どのようにして自社アプリを開発すればよいのでしょうか?

アプリ開発は専門的な知識・スキル・ノウハウを必要とします。専門家に発注するためには、3つの方法が考えられます。

  • 自社で専門家を雇用して内製化する
  • アプリ開発会社に依頼する
  • フリーランス(個人)のエンジニアに依頼する

という方法です。

ただし、エンジニアの内製化は、大企業以外ではハードルが高く現実的ではないため、ここではアプリ開発会社やフリーランスに依頼する場合について解説します。

 

アプリ開発会社

大手のアプリ開発会社は技術力が高く、実績も豊富です。また、開発が遅延するリスクも少ないですが、その一方で開発コストは高くなりがちです。

中小の開発会社やベンチャーの開発会社は質的にバラツキがありますが、大手に匹敵する優秀なエンジニアがいたり、特定の分野では大手に対抗しうる技術力を持っていたりする会社もあります。大手に比べてコストを安く抑えられますが、開発リソースが少ない分、開発スピードが落ちたりするケースがあります。

フリーランス(個人)エンジニア

アプリ開発では、エンジニア個人の力量がものをいいます。案件が小さく、優秀なエンジニアを見つけることができれば、フリーランスに開発を依頼する選択肢もありです。ディレクションをしっかりできれば、費用は圧倒的に安く抑えることができます。

その一方で開発に失敗したり、リリースが遅れたりするリスクがあります。また、知り合いなどに信頼できるフリーランスがいない場合は、クラウドソーシングを使ってエンジニアを見つける手間もかかります。

 

アプリ開発の具体的な依頼先の例

つぎに、具体的なアプリ開発会社とクラウドソーシングプラットホームの例をご紹介していきます。

アプリ開発会社一覧

<株式会社ヤプリ>

株式会社ヤプリの「Yappli」は、アプリの開発・運用・分析を、オールインワンで提供するプラットフォームです。300社以上の導入実績を持ち、販促支援や会員向けメディア、社内向けなど様々な用途に対応しています。プログラミング不要で、幅広いデザインとスムーズな操作性のアプリ開発が可能です。

開発例:Right-onポイントアプリ(株式会社ライトオン)、「確定拠出年金スタートクラブ」(りそな銀行)、サンリオピューロランド公式アプリ(株式会社サンリオエンターテイメント)

URL:https://yapp.li/

<株式会社ガラパゴス>

株式会社ガラパゴスは、多数のiPhone、Androidアプリの開発・運用経験を活かし、企画からデザイン・開発・運用まで一連のノウハウを蓄積しています。初めてアプリを作る会社から大手メーカーまで、幅広い実績をもとにした安心のアプリ開発ソリューションを提供しています。

開発例:店頭用商品検索アプリ(@cosmeの実店舗など)、ニュースキュレーションアプリ、クーポンアプリ(大手外食チェーン店の公式アプリなど)

URL:https://www.glpgs.com/

<グリーンシステム株式会社>

グリーンシステム株式会社は、1988年に設立されたシステム開発会社です。事業内容はWeb、C/Sシステム設計・開発(Windows、Unix系)、Androidアプリ、iPhone/iPadアプリの設計・開発をはじめ多岐にわたります。エンジニアを中心とした会社であり、アプリ開発事例をみても、検品作業支援システム、Eラーニングアプリ、営業システムなど、技術力を必要とする分野に強みがあります。

開発例:移動情報取集アプリ(公共機関向け)、検品作業システム(生産現場向け)、e-Learningシステム(医療機関向け)、情報提供サイト(コンシューマー向け)

URL:https://www.grs.co.jp/

<株式会社クリエイテラ>

株式会社クリエイテラは、スマートフォン向けのアプリの制作を主要な事業とする会社です。iPhone/iPad/アンドロイド向けアプリの制作実績が200本以上あります。これまでに、スマホゲーム、モザイクムービーメーカー、パチスロの優良店を探し出す情報アプリ、昔話読み聞かせアプリ、ブックストア、ニュース・コンテンツ配信アプリなど、さまざまなアプリを開発してきました。

無料eBookプレゼント中! 「アプリ導入にかかる本当の費用」 アプリ開発にはいくらかかる?スクラッチ開発をクラウド開発を徹底比較しました。

アイデアやクリエイティビティを重視したクオリティの高いアプリを制作しています。アプリ開発の実務以外に、アプリケーションの申請代行、アカウント申請、アプリの開発からリリースまでをサポートする、コンサルティングサービスも提供しています。

開発例:「シールがいっぱい!さわって昔話」(昔話読み聞かせアプリ)、「モザイクムービーメーカー」(プライバシー保護的動画作成アプリ)、「マイナビニュースシリーズ」(マイナビニュースの人気連載をアプリ化)

URL:https://createra.jp/

クラウドソーシングへ依頼

<ランサーズ>

ランサーズを使うと、フリーランスに仕事を発注することができるプラットフォームです。実績のあるエンジニアを見つけたい、相場がわからないので見積もりを比較したい、急ぎで依頼したいといった要望に答えます。

依頼内容をフォームに入力するとフリーランスからの見積もりと提案があるので、実績なども確認して発注先を選び、仕事を依頼します。ランサーズの登録エンジニア数は業界最多です。また、依頼先探しを代行するサービスもあります。

<クラウドワークス>

クラウドワークスはユーザー数、仕事依頼数、ともにランサーズと並ぶ日本最大級のクラウドソーシングサービスです。システム開発、Web制作、ロゴマークやチラシのデザインなど、仕事カテゴリーは200種類以上あり、アプリ開発の発注も可能です。

クラウドワークスでアプリ開発の仕事を依頼するときには、プロジェクト形式による発注が向いています。見積もり依頼を出して応募を待ち、応募を比較して発注先を選ぶことができます。

 

アプリ開発の期間と費用

それでは、アプリ開発にかかる期間と費用について見てみましょう。

アプリ開発期間

アプリの開発を開発会社に外注する場合の期間ですが、「フルスクラッチ型」か「クラウド型」によって異なります。

アプリをゼロから作り始める「フルスクラッチ型」は、企画から公開まで半年~1年以上が目安です。一方の「クラウド型」は、他システムとの連携部分以外はプログラミングを必要としないため、概ね3ヵ月程度となっています。

アプリ開発費用

開発費用はアプリによって変わり、一般的に開発費用は人月で計算されます。

例えば、1人月70万円の会社で4人が1ヶ月間働けば、開発費用は70×4=280万円です。iOSとAndroid両方のアプリを開発すれば、それぞれ別の言語で開発することになり、1つのOSの時と比べて費用は2倍近くかかります。

以下、iOSとAndroid両方を開発した場合の費用の相場をご紹介します。

ニュースなどのメディア系アプリは250万円~、位置情報を利用したクーポンなどの店舗アプリは600万円~、残高照会やメディア機能などの金融系アプリは1,000万円~が相場です。これに月額100万円程度の保守コストが加わります。

 

アプリ開発依頼時に気をつけるべき3つのこと

ここまで、アプリ開発の依頼先や開発にかかる期間、費用について解説してきましたが、開発を依頼する際には、どういった点に注意すると良いのでしょうか。気をつけるべき3つのポイントをご紹介します。

アプリ開発実績を確認する

世の中にはたくさんのアプリ開発会社があり、その開発力には会社ごとに大きな差があります。自社が望むアプリを開発する能力や体制を備えているのかどうかを判断するためには、これまでの開発実績の確認を欠かすことはできません。

アプリ開発会社のWebサイトには、これまでの開発実績や事例が掲示されているので、まずこの情報に目を通します。多くの開発実績があれば、それだけ安心できます。古い開発実績は、その後にエンジニアが転職したり体制が変更されたりといったことも考えられるので、あまり参考にはなりません。

また、iPhoneアプリ、Androidアプリ両方の実績があるかも確認のポイントです。とくに関心を引くアプリがあれば、App StoreやGoogle Playからダウンロードして動作を確認してみると良いでしょう。

開発ジャンルの得意不得意を見極める

アプリにはたくさんのジャンルがあります。アプリ開発のノウハウも、アプリのジャンルによって異なります。自分たちが依頼しようとしているアプリと同ジャンルのアプリ開発実績があるかどうかも、アプリ開発会社を選ぶときには重要です。

ツール系のアプリを開発しているのか、ゲーム系のアプリを開発しているのかなど、開発会社の得意分野が、自分たちの実現したいアプリと一致しているのかを確認します。

アプリ開発後の保守・運用対応の有無

アプリ開発会社との付き合いは初期の開発完了によって終わるものではなく、むしろそこから始まります。リリースした後に、改善・修正を繰り返す開発プロセスがあり、OSアップデートへの対応や、バグの修正も必要になります。

アプリは人の手によって運用されるものでもあります。アプリを開発した後のそうした保守・更新や、日々の運用について開発会社がどのような姿勢で望んでいるのか、自社と開発会社の間の仕事の切り分けはどのようになっているのかも重要な確認事項です。

 

まとめ

現代のマーケティングにおいては、アプリの利用を欠かすことはできません。

アプリの開発会社はさまざまであり、フリーランスに開発を依頼することも可能です。アプリの開発は技術的に高度な事柄であるため、開発を依頼するときには依頼先のこれまでの実績、得意分野、保守・運用体制を確認する必要があります。

アプリ開発はモジュール化・ツール化が可能であり、そうしたテクノロジーを使って開発の金銭的・時間的なコストを削減できます。ビジネス用途のアプリを開発・保守・分析するサービスとして、アプリ開発ツール「ヤプリ(Yappli)」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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