【初めてのアプリ開発】手順から費用の目安、主な開発会社まで詳しくご紹介

スマートフォンは、いまや私たちの日常生活に欠かせないものになりました。メッセージのやり取りやSNS、ニュース、ゲームはもちろん、ショッピング決済やクーポン配布、ポイント付与などにも広く利用されています。そのため、企業のマーケティング戦略でアプリの導入を検討することは、当たり前になりつつあります。しかし、アプリを開発する場合、自社で作るのか、それとも外注するのか。そもそもどのような手順でアプリを開発すればよいのか。どのくらいの費用がかかるのか。どのアプリ開発会社にお願いすればよいのか……。アプリ開発に関する悩みは尽きません。

そこで本記事では、アプリ開発の流れやおすすめのアプリ開発会社、開発費用の目安など、アプリ開発を検討している担当者の方が押さえておきたい情報をまとめています。さらに、自社開発のメリット・デメリットや外注との違い、費用を抑えるポイント、主なプログラミング言語も紹介しています。

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初めてアプリを立ち上げる人のための自社アプリ導入ガイド

 

目次

アプリの開発プロセスは5ステップ

初めてアプリを立ち上げる人の場合、そもそもアプリ開発をどのように進めたら良いかわからないかもしれません。そこで、まず全体の流れを簡単に紹介します。

1.アプリの企画立案

まずは社内でアプリを作る目的、解決したいビジネス課題を考えるところからスタートしましょう。どのようなターゲットに向けて、どのような機能を備えたアプリを作るのか言語化します。

>>アプリ開発の企画書の作り方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください

2.パートナー選定・見積もり依頼

ここで、アプリの開発会社の選定に入ります。具体的なアプリ開発会社については後述しますが、パートナー選びはアプリ開発の成功を大きく左右するため、見積もり金額だけで選ばずに、アプリで実現できること、過去の実績、サポート範囲などを総合的に検討して、信頼できるパートナーを選定しましょう。
見積もり依頼時に検討したいのが、社内予算です。社内の予算についてどういった項目について考えたら良いかはこちらの記事も参考にして下さい。

3.発注・契約書の締結

開発会社の選定が完了したら、費用や業務範囲などの条件を合意した上で発注・契約書の締結を行います。開発スケジュールについても確認しましょう。

4.アプリ開発

アプリの開発(プログラミング)そのものは、開発会社のエンジニアが担当します。発注者側は、開発期間中に動作確認などを行うことになります。アプリ開発は自社や外注先でスクラッチ開発する場合や、ノーコードで利用できるようなツールを使用し開発をする場合など、様々な開発のパターンがあります。

>>開発をどのような形式で行うかについては以下の記事も参考になります。ぜひご覧ください

5.ストア申請・公開

アプリは開発後にストアでの公開を経て、はじめてユーザーがダウンロードできる状態となります。iOS、Androidともにストア申請を行い、審査を通過する必要があります。

以上が、アプリ開発の大まかな流れになります。これらの工程を頭に入れた上で、アプリ開発会社を選定しましょう。

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アプリの開発方法は外注・自社開発の2種類

スマートフォンアプリを開発する方法には、大きく外注と自社開発の2パターンがあります。

外注とは、アプリ開発を専門の会社に委託する方法です。開発会社ごとに得意分野や料金体系などが異なるため、自社アプリの目的・規模・機能・予算などの要件を整理した上で、コンセプトに合うアプリ開発会社を選びましょう。外注を成功させるポイントは、開発会社選びにあると言っても過言ではありません。

自社で開発する場合は、上記のアプリ要件に加えて、開発体制の構築や人員確保、開発環境の構築、プロジェクト管理の方法などを詰める必要が出てきます。自社開発ができれば外注費はかかりませんが、アプリ開発のスキルや知識を持つ人材は不可欠です。

以下では、外注を選ぶ場合に参考になるアプリ開発会社の例をご紹介します。さらに、自社で開発する際に役立つ情報として、自社開発のメリット・デメリットと費用を抑えるポイント、おすすめプログラミング言語を解説します。

 

幅広いジャンルを扱うアプリ開発会社6選

アプリ開発といえば、かつてはほんの一握りの大企業しか手が届かないものでした。しかし、現在はアプリ開発会社も増え、規模を問わず多くの企業で導入が進んでいます。

そんなアプリですが、主に以下の3種類に分類できます。

  • ネイティブアプリ:固有のOS上で稼働。ストアからスマートフォンにダウンロードする
  • Webアプリ:ブラウザ上で利用でき、ダウンロードの必要がない
  • ハイブリッドアプリ:iOSとAndroidの両方で稼働。ネイティブアプリとWebアプリの特徴を併せ持つ

また、ジャンルや機能もさまざまです。たとえば、ショップの集客を目的とするアプリであれば、クーポン発行やポイントカード、ニュースの発信などが考えられるでしょう。多様なジャンルのアプリを取り扱った経験がある開発会社に依頼すれば、自社にとってより良いアプリの提案をしてくれる可能性が格段に上がります。

まずは、そんな幅広いジャンルを取り扱うアプリ開発会社を紹介します。

>>ネイティブアプリ、Webアプリ、ハイブリッドアプリについてそれぞれ詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください

株式会社ジークス

株式会社ジークスは、Webコンテンツやスマートフォン・タブレット向けアプリの企画からデザイン、開発、運用までを提供している会社です。世界的な博覧会のポータルサイト、新聞社公式ニュースサイト、オンライン書籍販売サイトなど開発実績は多岐にわたります。専用のクリエイティブチームを擁しており、100%自社開発なのが強みです。エンジニアとデザイナーを組み合わせた開発体制を組むことで、プロジェクトの上流から下流までワンストップでサービスを提供します。なお、具体的な金額についてはお問い合わせが必要です。

株式会社CyberCats

株式会社CyberCatsは、格安でホームページ制作を行っている「CHACO-WEB.COM」の運営会社です。「低価格」「高品質」「月額無料」を守り続け、10年以上の実績があります。サービスの一つとしてアプリ開発も行っています。低価格かつ高品質のアプリ制作を強みとしており、業務管理を行う自社アプリ「PETA」や、花粉症特化の医療系アプリ「KU-SHAN」のほか、観光支援アプリや施設・飲食店集客用アプリなどを手掛けています。

■費用

  • 実店舗の受付管理アプリ:150,000円~
  • 医療系予約お知らせシステム:200,000円~
  • 大手企業対応カタログアプリ:550,000円~

株式会社シンプルメーカー

株式会社シンプルメーカーはWebソリューション、ASPサービスなどの事業を展開している会社です。規模の大小は問わずさまざまなWebサイト、Webシステム開発を手掛け、設計、制作、運用までトータルでサポートしています。スマートフォンのアプリ開発では、iOS・Androidに対応したハイブリッドアプリ開発に強く、ネイティブアプリ開発よりも低コスト・短納期で開発できます。なお、具体的な金額についてはお問い合わせが必要です。

株式会社ブレイブソフト

株式会社ブレイブソフトは2009年のスマートフォン発売直後からアプリ開発を手掛けており、実に500本以上の開発実績があります。500万ダウンロードを達成した写真による一言大喜利のWebサービス「bokete」や、民放テレビポータル「TVer」をはじめとした多様なジャンルのアプリ開発経験が強みです。現在、会社全体で「リアル×アプリ」というテーマを掲げており、アプリによって実生活をより快適にすることに力を入れています。なお、具体的な金額についてはお問い合わせが必要です。

6etアプリ株式会社

6etアプリ(ロケットアプリ)株式会社は2014年設立のスマートフォン・タブレットアプリの企画・開発会社です。代表を務めるのは、アプリ黎明期からゲーム会社やユーティリティアプリ開発会社などでノウハウを培ってきたエンジニア。会社の強みはコンサルティング力と企画力です。お客様の希望をアプリで実現するための技術提供や相談の受付を行っています。

■開発費用一例

・Android向け3Dゲームアプリ開発 2,160,000円

・iOS向けユーティリティアプリ開発 1,728,000円

株式会社ゆめみ

株式会社ゆめみは、オムニチャネルを中心としたデジタルマーケティング支援や、スマートフォンアプリ開発を手掛ける会社です。ネイティブアプリのみならず、LINEミニアプリの開発支援も行っています。また、社内のUX/UIチームのメンバーがアプリのレビューを行うサービスもあります。すでにアプリを運用していて、ユーザビリティーを改善したい方におすすめ。なお、具体的な金額についてはお問い合わせが必要です。

 

コストダウンに強みを持つアプリ開発会社6選

アプリ開発を外注する場合、やはり気になるのが開発費用。費用の目安は後ほどご紹介しますが、ここでは、アプリ開発のコストダウンに強みを持つ開発会社を紹介します。

株式会社ティーガイア

株式会社ティーガイアが提供するアプリ開発プラットフォーム「seap」は、ブラウザひとつで誰でもかんたんにアプリが作成できるサービスです。iPad、iPad mini、Windowsなどのデバイスを対象としており、iPhoneやAndroidスマートフォンは対象外。ビジネスシーンで良く使用される、カタログやフォルダ(ファイル共有)、アンケートなどのテンプレートを用意しています。また、アプリの開発に止まらず、アプリの配布やコンテンツ管理、効果測定といった機能を提供しているのも魅力です。

■費用

2GBまでの仕様なら、月額10万円。容量課金のため、開発できるアプリ数や利用可能なユーザー数は無制限。

株式会社アプリクッキング

株式会社アプリクッキングは、コストダウンと開発スピードに強みを持つスマホアプリ専用の開発会社。2015年8月にスタートし、制作事例は1100以上と実績が豊富です。アプリ公開後の数カ月は専任の担当者がフォロー。コンシェルジュによるアプリ運用の代行作業も行っており、サポート体制も充実しています。なお、具体的な金額についてはお問い合わせが必要です。

株式会社 USEN

株式会社USENが手掛ける店舗アプリ作成サービス「UPLINK」は、店舗運営に必要な機能がそろったオールインワン型のアプリ作成サービスです。プッシュ通知やオンライン決済、テイクアウト、スタンプカード、ポイントカードなどの機能に対応しています。2022年3月時点での導入実績は10,200店舗以上。コスト削減や情報発信、ブランディングなど、さまざまな目的でのアプリ導入を支援しています。

■費用

スタンダードプランの場合、月額の基本費用は19,800円。初期費用としてアプリ立ち上げ費用が10万円となります。その他、さまざまなオプションメニューが用意されているので、詳しくは下記公式サイトをご覧ください。

株式会社インサイトコア

株式会社インサイトコアは、次世代アプリCRMプラットフォーム「Insight Core」を提供する会社です。店舗アプリの開発実績が豊富で、「ファミレス」「ファストフード」「居酒屋」「アパレル」「ドラッグストア」など幅広い業界に対応。アプリ開発前のプランニング・KPI設定や、開発後の運営ノウハウの提供も行っています。

■費用

標準機能のみの場合、開発の初期費用は無料。公開後の月額基本料金は、アプリの利用状況に応じて変動します。

GMOデジタルラボ株式会社

GMOデジタルラボ株式会社は、アプリ作成サービス「GMOおみせアプリ」を提供する会社です。導入社数は2,800社以上と多くの実績を誇ります。飲食、小売、宿泊、エステサロンなど、さまざまな業種で導入されています。来店促進や顧客とのつながり強化に役立つ機能はもちろん、情報発信や顧客管理、キャッシュレスにも対応。また、アプリ宣伝用の専用サイトを無料で制作したり、店頭告知用のPOP制作をサポートしたりと、アプリ運用面での不安解消にも力を入れています。なお、具体的な金額についてはお問い合わせが必要です。

アイユー株式会社

アイユー株式会社の「アプリメンバーズ」は、店舗の集客や売上を向上させる販促用アプリを制作するサービスです。ポイント・スタンプ、クーポン、会員証、アンケート、店舗情報などを標準機能として搭載。店舗専用のアプリアイコンも設定可能です。また、i-Beaconを使用することで、店舗付近を訪れたユーザーにアプローチするOMO施策も行えます。

■費用

初期費用は3万円、月額19,800円。月額費用は、アプリダウンロード数が増えるに従って費用が上乗せされていきます。

ゲームに特化したアプリ開発会社5選

アプリの売り上げランキングを見てみると、その多くをゲームが占めています。ゲームはスマートフォンアプリの花形と言っても過言ではありません。競争は厳しいですが、ヒットさせることが出来れば相当の売り上げを見込めるジャンルです。そんなゲームジャンルで集客を見込みたい、アイデアを形にしたい時などにぜひお願いしたい、ゲームに特化したアプリ会社を紹介します。

株式会社マリエッタ

株式会社マリエッタはPCやiPad、iPhone、Android、マルチプラットフォームのアプリの開発と運営を行っている会社です。手掛けたサービスの中でも特に注目したいのが、制作から運営までを自社で行っている無料のゲーム・アプリサイト「プチゲーム」です。2007年のオープン以降、リリースしたゲームのタイトルは100本以上に上り、そのすべてが会社スタッフによるオリジナルゲーム。サービス内にあるゲームは集客ツールとしても活用でき、無期限のライセンス販売もしています。なお、具体的な金額についてはお問い合わせが必要です。

株式会社シリアルゲームズ

株式会社シリアルゲームズはゲーム開発をはじめ、Webサービスやマルチプラットフォームのシステム・アプリケーションソリューションの企画、設計、開発を行っている会社です。ゲームの企画・制作はもちろんのこと、ソーシャルゲームやスマートフォンアプリに欠かせないサーバ開発・運用でも多くの実績を挙げています。フロントエンドとバックエンドの開発ノウハウを生かした総合力が強みで、企画から運用までをワンストップでサポートします。なお、具体的な金額についてはお問い合わせが必要です。

株式会社クロスゲームズ

株式会社クロスゲームズは、PCゲーム・スマートフォンゲーム事業を手掛けています。ゲームジャンルは多岐にわたり、複数プラットフォームでの対応やネイティブアプリ・ハイブリッドアプリ双方の開発経験もあるため、お客さまのニーズに合わせた提案・開発が行えます。独自の通信ライブラリを保有しており、高コストになりがちなオンラインゲームの開発の際にも、コストを抑えた安全・確実な開発が可能です。デバッグサービス事業も手掛けているため、企画から開発、運営までをワンストップでお任せできます。なお、具体的な金額についてはお問い合わせが必要です。

株式会社Funseek

株式会社Funseekは、販売管理システムや業務システム開発、準委任開発、そしてアプリ開発などのサービスを提供しています。アプリ開発では、SNSアプリ、チャットアプリやカジュアルゲームなどの幅広いジャンルのアプリを、iOSとAndroidの両方で開発しています。お客さまとのミスコミュニケーションをなくすために必ず試作品を制作することや、開発スピードの速さなどが特徴です。

■費用

  • 気軽に開発プラン:800,000円~

開発工数15日程度、iOSのみ

  • 通常開発プラン:2,000,000円~

開発工数40日程度、iOSのみ、デザイン含む

  • 本格開発プラン:5,000,000円~

開発工数90日程度、iOS・Android、デザイン含む

株式会社クレアンスメアード

株式会社クレアンスメアードは、CRMやポイント管理をはじめとした各種システム開発、ネットショップ構築やIoTソリューション、翻訳やスマートフォン向けアプリの開発などを展開しているITサービス企業です。アプリ開発においては、お客さまに寄り添うワンストップサービスが特徴です。アプリの企画、設計、サーバ構築や保守まで請け負っており、低価格・短納期の案件にも対応。すごろくやカードゲームといった手軽なカジュアルゲームをメインに手掛けてきています。開発費用を抑えたい、サーバの構築まで考えたトータルでのコストパフォーマンスを重視したい場合におすすめです。なお、具体的な金額についてはお問い合わせが必要です。

 

運用サポートにも対応したアプリ開発会社6選

スマートフォンアプリはリリースしてそれで終わりではありません。バグ・不具合の修正や利便性の向上、OSのバージョンアップ対応などの「運用・保守」も重要な工程です。これらを怠ると、ユーザーに見向きもされないアプリとなってしまいます。そこで、運用サポートまで視野に入れた時におすすめしたいアプリ開発会社を紹介します。

株式会社クリエイテラ

株式会社クリエイテラはスマートフォン向けアプリの開発や、Apple社・Google社への各種申請代行、スマートフォンビジネスコンサルティングを行っています。iPhone、iPad、Android向けのアプリの制作実績は200本以上です。アプリの仕様検討、デザイン、制作、申請までをすべて社内で行っているため、スピーディーで高品質、そして安価な開発ができます。なお、具体的な金額についてはお問い合わせが必要です。

株式会社コアモバイル

株式会社コアモバイルは、システム開発、アプリ制作、サイト制作といったWeb関連の開発・制作をメインに手掛けるWebシステム会社です。さらに、Webコンサルティング、スポット保守、運営管理にも対応しています。多くのiPhoneアプリ開発を手掛け、テンプレートも多数所有しており、その金額も納得のもの。開発して終わりというわけではなく、売れるため、使ってもらうための工夫の提案や公開してからのサポートも行っています。なお、具体的な金額についてはお問い合わせが必要です。

ブライテクノ株式会社

ブライテクノ株式会社は、Android、iPhone向けアプリの開発およびコンサルティングを行っている会社です。既存のサーバシステムと連携したアプリ開発、サーバシステムを含めた開発、業務支援やコンテンツ販売アプリなど、さまざまなニーズに応えています。企画から開発、そしてコンサルティングまで一貫したサポートを行っており、独自でアプリを作りたい場合などに、仕様を明確化するフェーズから支援できるのがこの会社の強みです。なお、具体的な金額についてはお問い合わせが必要です。

株式会社モンスター・ラボ

株式会社モンスター・ラボは、サービス開発事業、ゲーム事業、そして創業事業であるインディーズ向け音楽配信サイト「monstar.fm」の運営をはじめとした音楽事業を手掛けています。スマートフォン向けアプリの開発では、500以上にも上る業界トップクラスの開発実績があります。企画設計から開発運用まで、プロジェクトの全工程に対応している点も魅力です。国内外に優秀な人材を多数抱えており、人材調達サービス「APP STARS」によってITプロダクト・サービスに最適なプロジェクトチームをスピーディーに構築します。なお、具体的な金額についてはお問い合わせが必要です。

シーサー株式会社

シーサー株式会社は、独自のWebサービス「Seesaa ブログ」「Seesaa Wiki」を中心としたインターネットサービスの運営会社です。アプリ開発においては、Android・iPhone向けアプリの企画、UI/UX設計、デザイン、開発、運用までをワンストップで依頼できます。まずはお客さまからのヒアリングをもとに企画書を作成し、お客さまと一緒により良いアプリを考えることを基本スタンスにしています。UI、UX、デザインのクオリティを重視している点も特徴です。自社サービスで培った経験を生かした、コンセプト重視のアプリ開発を強みとしています。なお、具体的な金額についてはお問い合わせが必要です。

フェンリル株式会社

フェンリル株式会社は、デザインと技術に強みを持ち、大手企業のアプリを多数手掛けている会社です。開発したアプリは、400社600アプリ以上。日本放送協会の「NHK ニュース・防災」や東海旅客鉄道の「EX アプリ」、自社開発のウェブブラウザアプリ「Sleipnir」も有名です。アプリ開発会社の老舗として、ディレクター、デザイナー、アプリエンジニアがチームを組んでアプリ開発に取り組むほか、ストア申請から公開後の改修やマーケティングもサポートします。なお、具体的な金額についてはお問い合わせが必要です。

 

自社でアプリ開発するメリット・デメリット

アプリ開発で外注すると、金銭的コストが発生します。開発会社の選定がうまくいかない場合は、望んだアプリが開発できない恐れも出てきます。そこで、自社開発という選択肢についても考えてみましょう。

自社でアプリ開発をするメリット

自社にエンジニアがいて内製ができれば外注費はかからないため、コストを抑えられます。社内でプロジェクトチームを組んで、作りたいアプリを追求できる点もメリットです。アプリ開発会社に外注する場合では、臨機応変な仕様変更が困難なケースもあります。

自社でアプリ開発をするデメリット

アプリ開発には、OSやプログラミング言語、フレームワークなどの専門知識が求められます。環境整備や開発に時間やコストがかかる点も考慮しなくてはなりません。本来の業務に割いていたリソースをアプリ開発プロジェクトに回すと、かえってコストがかさむ結果になる可能性もあります。徹底したプロジェクト管理が求められるため、社内での意思決定が複雑になりやすい点も課題です。

自社でアプリ開発をするか検討する際のポイント

この記事をお読みになっている方がマーケティングや営業企画など、ご自身でプログラミングをする立場ではない場合は、アプリ開発の流れを押さえた上で、社内でのアプリ開発が現実的かどうかを考えてみましょう。

AndroidとiPhoneでは、アプリ開発の基本的な進め方が異なる点にも注意が必要です。それぞれでOSや開発環境、使用するプログラミング言語が違うため、別々に開発すれば2倍のコストがかかります。ただし、クロスプラットフォームという手法を使えば、iOSとAndroidの両方に対応したアプリ開発が可能です。

>>AndroidとiPhoneのアプリ開発の手順を知りたい方は、下記の記事をご覧ください

【初めてAndroidアプリを開発する方へ】手順やツールを詳しく解説。

アプリ開発の6つの手順をご紹介。基礎から始めるアプリの作り方

 

【開発方法別】アプリ開発の平均費用とジャンル別の費用目安

アプリを開発する主な手法には、一からアプリを作り上げる「スクラッチ」と、既成のひな形(パッケージ)をカスタマイズする方法があります。

さらに、クラウド上の開発環境やツールを利用してアプリを作る「クラウド型アプリ開発プラットフォーム」にも注目が集まっています。アプリ開発プラットフォームでは開発済みの機能を組み合わせる方法でアプリを作れるため、開発期間の大幅な短縮が可能です。

いずれの手法でも、自社で開発を行うか外注するかによって費用が変わってくる点に注意しましょう。以下で、開発方法別に費用の違いを比較します。

アプリ開発を外注する際の費用目安

アプリ開発費用の大部分を占めるのは「作業人数×1カ月当たり単価」で算出される人件費です。エンジニアのスキルが高いほど通常単価が上がるため、人件費も上がるケースが一般的です。人件費に開発期間を掛けた金額が、開発費用のベースになります。

開発費用のベース=1カ月当たり人件費×開発期間

開発期間は、アプリの機能やOSの種類、開発方法などによって変わってきます。開発期間が長いほど、開発費用がかさみます。アプリ開発を外注する場合は、以下の3通りの選択肢から自社に合う方法を選ぶことになるでしょう。

  • スクラッチを外注する
  • パッケージのカスタマイズを外注する
  • クラウド開発を外注する

まずは、外注スクラッチを利用した場合の費用目安をジャンル別に紹介します。

  • メディア系アプリ(機能:ニュース):約500万円~
  • 店舗系アプリ(機能:クーポン、位置情報):約150万円~
  • 金融系アプリ(機能:残高照会、メディア機能):約3,000万円~
  • EC系アプリ(機能:ポイントカード):約1,500万円~

※ヤプリ調べ

これらの金額はあくまで初期費用(iOS/Android対応の場合)です。さらにサーバ、ドメイン費用、システム保守などのランニングコストがかかります。OSのアップデートや機能追加が発生すると都度費用がかかる場合や、ダウンロード数やプッシュ通知の配信数に応じて別途費用が発生する場合もあります。一方、外注パッケージを利用すればスクラッチよりも人件費を抑えられ、工期も大幅に短縮できます。ただし、パッケージ代がかかり、アプリの機能もパッケージの許容範囲に限定される点に注意しましょう。

クラウド開発を外注する場合は、初期開発費用+月額利用料が発生するケースが一般的です。月額利用料金には、サーバ代やシステム運用・保守などの料金が含まれます。以下で、初期開発費用(iOS/Android対応の場合)の例をみていきましょう。

  • 通常(メディア、EC、店舗系アプリなど):約200万円~
  • システム連携が入る場合(ポイントカードなどのDB連携など):約400万円~

ただし、サービスによっても費用感は変わります。初期費用は人件費や開発期間によって変動し、数十万~数百万円程度になるケースが一般的です。月額利用料の相場は、数万~数十万円程度です。

アプリを自社開発する際の費用目安

アプリを自社開発する場合の選択肢は、以下の3つになるでしょう。

  • スクラッチを自社で行う
  • パッケージを購入し、自社でカスタマイズを行う
  • クラウド開発を自社で行う

スクラッチやパッケージのカスタマイズを自社で実施する場合なら、外注費は発生しません。ただし、人材確保や環境整備、プロジェクト管理には手間やコストがかかり、開発後の運用・保守も自社の責任で実施する必要があります。セキュリティ対策やOSアップデート、不具合修正、機能変更など、アプリ完成後に実施しなければならない作業は少なくありません。

クラウド開発を利用する場合には、前段で紹介したような月額利用料金がかかります。しかし、開発環境を自社内に整備する必要がない点はクラウド開発の大きな魅力です。開発期間を抑えやすく、サーバの保守や監視もクラウド事業者に一任できます。将来的な拡張性が高い点も見逃せないメリットです。

>>アプリ制作の費用についてより詳しく知りたい方には、下記の記事がおすすめ

アプリ開発に必要な費用とは?維持費やコストを削減する方法を紹介

 

アプリ開発の費用を抑えるためのポイント

スマートフォンアプリの開発で費用を抑えたい場合は、下記の3つのポイントを意識しましょう。

  • 機能・要件を最適化する
  • 開発の全部・一部を内製化する
  • アプリ制作プラットフォームを利用する

以下で、それぞれのポイントを詳しく解説します。

機能・要件を最適化する

1つ目のポイントは、アプリの機能や要件を最適化することです。アプリ開発では、機能が多く要件が複雑なほど費用が上がりやすいためです。機能や要件を見直して、優先度が低いものや不要なものがあれば削除しましょう。スモールスタートを心がけ、ニーズが顕在化した段階で機能や要件を追加する方が効率的です。

機能や要件の最適化・明確化は、開発をスムーズに進める上でも重要です。プロジェクトチーム内で意識の共有ができていないと、無駄な作業が発生する、ミスが生じるなどのトラブルにつながりかねません。

開発を外注する場合では、いったん開発がスタートすると、簡単には仕様を変更できない場合もあります。当初の計画が変わると、開発費が膨らむ、リリースが遅れるなどの問題が起こる可能性が出てきます。

開発の全部・一部を内製化する

2つ目のポイントは、開発の全部または一部を自社で担うことです。外注費を削減できるのみではなく、自社内に開発ノウハウを蓄積できる点がメリットです。仕様変更にも柔軟に対応しやすくなり、外部の開発会社との折衝にかかるコストや運用・保守のコストを削減できます。

内製化がセキュリティ強化に役立つ点も見逃せません。アプリ開発では、個人情報の流出防止対策やサイバー攻撃対策が不可欠です。自社に知識やスキルがあれば、トラブルが起こった場合でもスピーディーに原因を究明でき、解決につなげられます。外注する場合は料金のみに着目するのではなく、実績があってコミュニケーションが取りやすく、信頼できる開発会社を選ぶ必要があります。

アプリ制作プラットフォームを利用する

3つ目のポイントは、アプリ制作プラットフォームを利用することです。前述した通り、アプリ制作プラットフォームとは、開発済みの機能を組み合わせてアプリを作る手法です。スクラッチやパッケージカスタマイズよりも人件費や開発期間を大幅に短縮できるため、費用を抑えられます。

すでに他のアプリで使用されている機能を使うため、バグなどの不具合が少ない点も魅力です。ただし、利用できる機能はプラットフォームが提供する範囲に限定されます。初めてアプリを作る場合や、比較的簡単な機能のアプリを作りたい場合は、利用を検討してみてはいかがでしょうか。

 

アプリ開発におすすめのプログラミング言語

ここからは、アプリの自社開発を検討している人に向けて、主なプログラミング言語を紹介します。

Windowsアプリ向けプログラミング言語

Windows上で稼働するアプリを開発する際に役立つプログラミング言語を紹介します。

・C

C言語は、1972年に開発されたプログラミング言語です。自由度と汎用性が高く、OSや組み込みソフトなどハード寄りのソフトウェア開発にも広く利用されています。プログラムの実行前にコードを機械語に変換する「コンパイル方式」を採用しており、高速な動作が可能です。ただし、習得の難易度は高めです。コーディングにハードウェアの知識が求められる上に、開発を容易にするフレームワークもありません。プログラミングの基礎知識を習得したい人にはうってつけですが、リリースを急ぐ場合には他の言語を検討しましょう。

・C#

C#は、Windowsを提供するMicrosoft社が開発したC系のプログラミング言語です。C言語にJavaの良い部分をプラスした「オブジェクト指向言語」で、同社のフレームワーク「.NET Framework」上で使えます。オブジェクト指向の概念は難解ですが、簡単に言うと「特定の役割を持つモノ」同士の関係を定義してシステムを構築する方法です。C#は汎用性が高く、macOS上で動くアプリ、Android・iOS向けのスマートフォンアプリ、Webアプリなどの開発にも利用されています。

・Visual Basic

Visual Basicは、Microsoft社が提供する総合開発環境「Visual Studio」で使用できるオブジェクト指向プログラミング言語です。古典的なプログラミング言語・Basicの類型で、シンプルで使いやすいため、初心者にも向いています。ただし、C#などに比べると汎用性が低く、複雑なシステムの構築にも向きません。オリジナルのVisual Basicはバージョン6.0でサポートが終了し、Visual Basic .NETに移行しています。

iOS/macOSアプリ向けプログラミング言語

iOS/macOS上で稼働するアプリを開発する際に役立つプログラミング言語を紹介します。

・Swift/Objective-C

Objective-Cは、C言語をベースに開発されたオープンソースのオブジェクト指向言語です。Apple社が標準開発言語に指定したことでも知られています。総合開発環境は「Xcode」を使用します。Swiftは、やや難解なObjective-Cに変わる言語として、2014年にApple社が新しく開発した言語です。2022年時点ではAppleの標準開発言語に指定されています。Objective-Cとの間に互換性があり、他のC系言語との混在も可能です。

・JavaScript

JavaScriptは、ブラウザ上で稼働するスクリプト言語です。スクリプト言語とは、人間にとってわかりやすく、記述も容易なプログラミング言語を意味します。JavaScriptの特徴は、クライアント側のデバイスで動くことです。画像を拡大する、画像をスライドさせる、ポップアップを表示するなどの機能実現に利用されています。JavaScriptは主に、Webアプリを作る際に使われる言語です。しかし、JavaScriptとHTML、そしてスマートフォンに標準搭載されたWebViewの機能を活用すると、Webアプリをあたかもネイティブアプリのように動かせます。これを、ハイブリッドアプリと呼びます。ストアに登録する必要がなく、OSに依存せずに動作する点が強みです。

・Python

Pythonは、人工知能やブロックチェーン開発などにも使われている注目のプログラミング言語です。プログラムを実行しながら機械語に変換するインタプリタ式言語で、コードが短く習得の難易度も高くありません。作業効率を上げるフレームワークやライブラリが豊富な点も人気の理由です。Pythonのオープンソースライブラリ「Kivy」を利用すると、iOSとAndroidのどちらでも動作するクロスプラットフォーム型のアプリ開発が可能です。

Androidスマホアプリ向けプログラミング言語

Android上で稼働するアプリを開発する際に役立つプログラミング言語を紹介します。

・Java

Javaは、C言語をベースに開発された汎用プログラミング言語およびプラットフォームの総称です。OSに依存せずに動作する点が特徴で、Androidアプリはもとより、WindowsアプリやWebアプリ、iOS/macOSアプリにも利用されています。ライブラリやフレームワークも豊富ですが、習熟の難易度は比較的高めです。JavaScriptと名称は似ていますが、全く関係ありません。JavaでのAndroidアプリ開発では、Googleが提供する無料プラットフォーム「Android Studio」を利用する方法が一般的です。

・Kotlin

Kotlinは、Javaをベースに使いやすく改良された比較的新しいプログラミング言語です。Googleが2019年に、Javaに加えてKotlinをAndroid開発の推奨言語にすると発表して以来、特に人気が高まっています。Kotlinの特徴の1つは、Java仮想マシン(JVM)上でOSに依存せずに動かせることです。Javaとの互換性もあり、安全性もより向上しています。これからAndroidアプリ開発を目指す人におすすめします。

・Ruby

Rubyは、日本人によって開発されたオブジェクト指向のスクリプト言語です。ライブラリが豊富で文法がわかりやすく、シンプルで短いコーディングが可能です。ただし、KotlinやSwiftなどに比べると、アプリ開発はやや苦手です。Andoid向けライブラリを使えばRubyでもAndroidアプリの開発はできますが、WebサービスやSNS、ECサイト開発の方がより向いています。

Webアプリ向けプログラミング言語

Webアプリを開発する際に役立つプログラミング言語を紹介します。Webアプリとは、ブラウザ上で動作するアプリケーションです。代表例としては、GmailやGoogleドキュメントなどが挙げられます。動作にはインターネット環境が必要です。プログラムはホスト側のサーバ上に構築し、ユーザーからインターネット経由で要求があった場合に必要なレスポンスを返します。

・Java

OSを選ばないJavaは、Webアプリ開発で主流のプログラミング言語です。歴史が古く、主な不具合が解消されているため、セキュリティが高い点も魅力です。大手企業や官公庁の基幹システムの多くは、Javaで構築されています。Javaは決して習得のハードルが低い言語ではありませんが、多くの関連書物や解説サイトが存在する点は強みです。

・PHP

PHPは、オープンソースの汎用スクリプト言語です。同じスクリプト言語でもJavaScriptはクライアント側で動作しますが、PHPはサーバ側で動作します。多くのレンタルサーバーに標準搭載されており、HTMLに埋め込んで利用できるため、Webアプリやブログ、ECサイトの構築などに広く利用されています。MySQLなどのデータベースとの連携も容易で、費用を抑えながら短期間でWebアプリを開発したい場合にうってつけです。学習ハードルが低いため、Webアプリ開発を学びたい初心者にもおすすめします。

・Python

Pythonは、Webアプリ開発にも利用できます。「YouTube」や「Instagram」は、Pythonで作成されたWebアプリです。Webアプリ向けのPythonのフレームワークとしては、「Django」や「bottle」、「Flask」などが有名です。特に「Django」は人気が高く、本格的なWebアプリの開発に役立ちます。一方、「Flask」は、最小限の機能のみを提供するコンパクトなフレームワークです。小規模なWebアプリの開発を検討している場合は、利用の選択肢に入ってくるでしょう。

 

アプリ自社開発なら「ノーコードでのアプリ制作」という選択肢も

この記事をお読みいただいている方の中には、マーケティング部門などビジネスサイドに属している方も多いと思います。自社で作るにせよ、外注するにせよ、自分以外のエンジニアに依頼することになりますが、「アイデアは持っているので、あとはプログラミングさえ自分でできれば……」と悔しく思っている人もいるのではないでしょうか。実際、未経験からアプリ開発を勉強して、簡単なアプリを自分で開発してしまう人も増えています。

しかし、単機能の簡単なアプリであれば独学でなんとか自分で作れても、マーケティング用途で開発し、数万人規模のユーザーにダウンロードしてもらうアプリを自分で開発するハードルは決して低くありません。そこで、プログラミングができなくても、本格的なアプリを作る手段である「ノーコード」についても知っておきましょう。2020年くらいから、この言葉を良く聞くようになったと思われる方もいるのではないでしょうか?

ノーコードとは、コーディングしない、つまりコードを書かずにアプリケーション開発を行うことです。エンジニア人材の不足もあり、WebサイトやECサイトなど、さまざまな分野で注目を集めています。スマートフォンのアプリも、ノーコードで作るのがトレンドになりつつあります。マーケターがノーコードツールを使うメリットは下記です。

  • 自分のアイデアをすぐにアプリへ反映できる
  • ユーザーの動きをみて施策のPDCAを高速で回せる
  • 社内外への依頼が不要
  • 専門知識がない社員に業務を任せられる

「フルスクラッチのアプリ開発会社から見積もりをとったら想像以上にコストがかかることがわかった」「アプリを開発して運用を行ってみたが、小さな修正にもすごく時間がかかる」などのお悩みがある方は、ノーコードツールの使用を検討してみるのもおすすめです。

 

まとめ:アプリの開発方法は多種多様。目的に合わせた最適な選択肢を

アプリの開発手順や主な開発会社など、アプリを作る際に押さえておくと便利な情報をご紹介してきました。アプリ開発のイメージは掴めましたでしょうか?アプリの作り方や費用感は実にさまざま。まずはこの記事で全体像を把握してから、具体的にどうやって開発していくかを固めていきましょう。

アプリでの目的によっても適切な方法は変わってくるものの、あえておすすめの方法を挙げるとすれば、記事の最後にご紹介したノーコードという選択肢が有力です。コストを比較的安く抑えることができるだけでなく、運用面のしやすさという点でもおすすめで、開発会社にお願いする場合だと、アプリが完成したあとにしなければならない日々の更新作業もいちいち開発会社に依頼する必要があります。しかしノーコードで自分たちで運用できれば、更新時の手間暇は大幅に減らすことが可能に。アプリは作って終わりではなく、作ってからがむしろ本番なので、何から何まで開発会社に依頼するよりも、ノーコードで自社開発という方が、長い目で見ると良いかもしれません。

なお、本メディアを運営する株式会社ヤプリが提供するアプリプラットフォーム「Yappli(ヤプリ)」も、ノーコードでアプリ開発が可能なツールです。プログラミング不要で、スマートフォンアプリの開発・運用・分析をクラウドからオールインワンで提供しています。導入実績は600社以上で、幅広い業界に対応しています。店舗やECの販促支援、アプリを軸としたオムニチャネルの実現はもちろんのこと、教育、メディア、エンターテインメント、BtoB営業の取引先向けや、社内向けのアプリまで、さまざまな用途で活用できます。

また、社内にアプリ専任のデザイナーがいるためデザインの自由度が高く、ブランドの世界観を反映したアプリ開発が可能です。iOS/Android、両OSのアップデートへの無償対応や、カスタマーサクセスチームによるアプリプロモーション、ASO対策など、アプリリリース後のサポートも充実しています。この記事を読んでアプリ開発により興味を持たれた方は、ぜひお気軽にご相談ください。まずは資料から見たいという方は、以下よりどうぞ。

 

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