SNSマーケティング入門!主要SNSの特徴と活用事例を紹介

SNSマーケティングとは、SNSを使った企業のさまざまなプロモーションやマーケティング活動のことです。

現代は、スマートフォンが人々の生活の中で大きな位置を占める時代です。そして、スマートフォンの利用時間の中でもっとも長いのは、SNSを見たり、書き込んだりしている時間です。こうした状況を受けて、SNSマーケティングはマーケティング手段として欠かすことのできないにものなりました。

この記事では、SNSマーケティングとはなにか、主要ソーシャルメディアごとのマーケティングの特徴、SNSマーケティングがビジネスにもたらす効果についてご紹介します。また、SNSマーケティングを活用している企業の集客事例もご紹介します。

 

SNSマーケティングとは

まず、SNSについて説明します。SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は、インターネット上で人々がつながることを助ける会員制のサービスです。SNSには、自分のプロフィールを公開する機能や、記事・写真・動画などを投稿したりコメントしたりする機能、チャット、グループ・コミュニティーを設置する機能などがあります。

現代はスマートフォンの時代です。スマートフォン利用者の平日モバイルインターネットの利用時間は82分とされており、10代~20代では120分を超えています。そして、スマートフォンでネットを利用している時間の半分近くは、SNSを利用するために使われています。

参考:総務省「平成29年度版情報通信白書

 

このような、スマートフォンの普及率の高さと、顧客とのつながりを深められるSNSの特性によって、重要なマーケティング手段になったのがSNSマーケティングです。SNSマーケティングとは、SNSを使って企業情報・商品情報・サービス情報を配信したり、ユーザーと交流したりすることで新情報を周知したり、企業のブランドイメージを高めたりする活動です。

SNSマーケティングでの主要媒体

Facebook、LINE、Twitter、Instagramは、4大ソーシャルメディアと呼ばれる、多くの日本人が活用しているSNSです。それぞれの媒体を使ったSNSマーケティングの特徴をご紹介します。

Facebook

Facebookは実名で参加することが前提とされており、主なユーザーは30代〜50代の男女です。企業は、Facebookページを作成することでユーザーと交流ができます。

通常の投稿の他に、分析ツールや有料の広告メニューを使って、マーケティング活動を行うこともできます。

参考:https://find-model.jp/insta-lab/sns-users/

LINE

LINEは、日本でもっとも普及しているソーシャルメディアです。10代~60代まで幅広く使われており、広範囲に情報を発信することができます。

LINEのマーケティングは企業向けのアカウント「LINE@」で行うのがよいでしょう。LINE@を使うと、トークだけではなくポイントカード機能やクーポン機能を使ってマーケティングを行うことができます。

Instagram

Instagramは画像を中心としたソーシャルメディアで、主要ユーザーは20代を中心として、10代・30代が多くを占めています。画像や動画を活用して、ブランドの世界観を伝える手段として適しています。飲食関連、ファッション、レジャー、旅行などについて、ブランドイメージがわきやすい画像にハッシュタグをつけて投稿します。

Twitter

Twitterは140文字以内の文章を投稿する短文投稿メディアで、主要ユーザーは10代~20代の若者ですが、30代〜50代も含め幅広いユーザーに利用されています。Twitterの特徴はリアルタイム性が高いことと、リツイートによる拡散性の高さです。Twitterは最新情報やセール情報など、すぐに知ってもらいたい情報の拡散や、ネタ的な情報の投稿に向いています。ただし、TwitterでSNSマーケティングを行うときには、「炎上」に気をつける必要があります。

 

SNSマーケティングの4つの目的

SNSは、マスメディアなど、これまでのメディアとは違った強みがあります。SNSの特徴は身近さ、双方向性、詳細なデータ取得が可能であることです。効果的なSNSマーケティングを行うためには、これらの特徴を活用する必要があります。

1.企業認知

企業認知とは、自社ブランド・商品・サービスの情報を広く世の中に浸透させることを意味します。インターネットが普及する以前は、新聞や雑誌の広告、テレビやラジオのCMなど、企業認知の手はマスメディアに限られていました。その後、インターネットが普及した結果、Web広告や検索流入などの手段も、企業認知の向上に使われるようになりました。

今やSNSは人々の生活の一部です。ユーザーが一方的に情報を受け取るマスメディアと違い、SNSは自ら情報を発信することもでき、そこで共感を得られればユーザー同士で瞬く間に拡散されます。マスメディアにはないスピード感と情報拡散力を生かしたSNSプロモーションは、企業認知を高めるうえで欠かすことのできない手段です。

2.企業ブランディング

マーケティングの目的は、商品やサービスの情報をユーザーに届けることだけではありません。より重要なことは、企業のブランドイメージを戦略的に高めることです。この活動が企業ブランディングです。

企業ブランディングの目的は、企業の持つ文化や歴史など、感情的な面も含めた総合的な特色を消費者に伝えていくことです。SNSを使えば、テレビCMや大規模イベントなどと比較して少ないコストでユーザーに情報を届けることができますし、継続して発信することでブランドイメージを定着させるのにも効果的です。

3.顧客ロイヤリティ向上

顧客ロイヤリティとは、顧客の企業に対する信頼や愛着のことです。その企業の商品やサービスを繰り返し購入して、他の企業の商品やサービスに移らない顧客が「ロイヤリティが高い顧客」です。企業にとって、顧客ロイヤリティの向上は究極的な課題の一つと言えるでしょう。

SNSは顧客との距離が近く、双方向性の仕組みや口コミによる拡散の仕組みも整っているので、顧客が参加・行動しやすいメディアです。主体的に行動することで、顧客の企業に対する愛着が高まります。SNSマーケティングは、顧客ロイヤリティの向上に、非常に適しています。

4.ユーザーの声を知る

SNSはユーザーの反応が分かりやすい媒体です。SNS投稿に対する反応は、企業担当者が直接確認することができます。さらに、フォロワー数、「いいね!」の数、リツイート数などを数値データで確認することも可能です。

また、SNSにはじめから備わっている分析ツールや、第三者の分析ツールが豊富に提供されています。SNSマーケティングでは、ユーザーの声や反応を見ながら、早いサイクルでPDCAを回すことができます。

 

SNSを活用した集客事例

ここでは、3つの企業を例にとって、SNSを活用した集客事例をご紹介します。SNSをマーケティングに活用するためには、投稿体制、システム、効果測定やPDCAサイクルなどの事業体制を構築したうえで、さまざまなアイデアを機敏に試していくことが求められます。

株式会社良品企画(https://www.muji.net/store/)

「株式会社良品企画」が展開する無印良品は、デジタルマーケティングが得意な会社として知られています。無印良品は、日経BP社が2017年に発表した「デジタルマーケティング100」で1位を獲得しました。

2017年時点でのアプリ「MUJI Passport」の累計ダウンロードは約1,000万件、SNSのフォロワー数は、Facebook 350万人、LINE 335万人、Instagram 90万人、Twitter 57万人です。その他にもYouTubeでの動画配信や、オウンドメディア「くらしの良品研究所」なども使って多角的なデジタルマーケティングを展開しています。

無印良品は、自社のパーソナリティーに共感してもらい、共感から顧客との関係が始まると考えています。SNSやオウンドメディアの最初の役割は、商品に込めた理念を伝えることです。SNSやオウンドメディアは、顧客との関係を深める役割も果たしています。

「いいね!」、シェア、コメント、アプリのダウンロード数などはユーザーの「参加」状況を見るための重要な指標です。Twitterのフォロワー数がまだ1万5,000人だったころ、フォロワー限定のセールを実施して売上を増やしたことがあります。写真とともに「無印良品の鳩時計が3時をお伝えします」のメッセージを添えてFacebookで鳩時計のプロモーションを行ったところ、6,000の「いいね!」を獲得しました。

 

ハーゲンダッツジャパン(https://www.haagen-dazs.co.jp/)

高級アイスクリームブランドとして知られるハーゲンダッツ。ハーゲンダッツジャパンは2013年からSNSマーケティングに力を入れています。2013年当時、ターゲット層であるF1層(20〜34歳女性)のテレビ視聴時間が減ってきたことを受けて、SNSの積極的な活用が始まりました。2016年時点でのフォロワー数は、Facebook、Instagram、LINE、Twitterの合計で1,000万人を超えています。

多くのユーザーは複数のSNSを使っており、1人のユーザーは、SNSの違いに合わせて使い方を変えています。そこに着目し、ハーゲンダッツジャパンはSNSごとに発信する情報を変えています。「真面目な」イメージのFacebookはオフィシャル情報、若年層が多いInstagramはおしゃれなコンテンツ、LINEは月1〜2回のお知らせのみ、速報性が高いTwitterは新商品の発売前情報、といったように、それぞれのSNSに適した情報を配信しています。

ミニカップのふたを開けた時のくぼみの形をSNSで共有する「ハーゲンハート」キャンペーンでは、Instagramで約4,000件のハッシュタグ投稿があったと言います。「マカデミアナッツフレーバー」に対する特設サイトとSNS連動により、月の売上を前年比1.5倍に伸ばしました。

はなまるうどん(https://www.hanamaruudon.com/)

「はなまるうどん」は、吉野家ホールディングス傘下のセルフ式讃岐うどんチェーン店です。はままるうどんはSNSが隆盛になる前から特色あるキャンペーンを展開してきました。

そのキャンペーンの中でも、2013年の『「ダイオウイカ天」キャンペーン』はとくに有名です。1月のNHKスペシャル「世界初撮影!深海の超巨大イカ」が話題を呼んだことを受け、4月1日のエイプリルフール企画として、ダイオウイカを丸ごと天ぷらにして発売するお知らせを商品紹介サイトで行いました。そして、「いいね!」ボタンならぬ「イカす!」ボタンをつけたところ、Twitterで5,000件を超えるリツイートがあり、サイトへのアクセスは1日で10万PVを超えました。翌日から週末にかけてマスメディアでも紹介され、1億6,000万円を超える広告効果があったとされます。

また、2015年よりSNSマーケティングプラットフォーム「モニプラ」を活用して、メルマガからSNSに軸足を移しました。HKT48の指原莉乃さんがプロデュースをしているアイドルグループ「=LOVE」を起用したり、アニメ(ゲーム)の「刀剣乱舞」とのコラボレーションを行ったりするキャンペーンをSNS上で展開し、話題性を拡散しています。

 

SNSと併せて活用したいアプリ

SNSマーケティングは、スマートフォンが普及し、だれもがSNSを使っている現代において欠かすことのできないマーケティング手法です。

しかし、顧客ロイヤリティを高めるためには、もう一つの手法、アプリの活用も欠かすことができません。

 

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