大学の公式アプリ事例が、若年層向けアプリの参考になる

私大を中心に、大学が公式アプリを開発する事例が急増している。やはり学生向けには従来のWebサイトによるリーチよりも、スマートフォン向けアプリを活用したほうが確実に情報に伝わるようだ。実際のところマクロミル社の調査結果によると、10代・20代のスマートフォン利用率は約9割。さらにこの年代はアプリ利用率が高いのも特徴だ。1人当たりのアプリインストール数で見ると10代が29個、20代が26個。若年層になるほど利用アプリ数が多い傾向が出ている。(※)

※出典:https://honote.macromill.com/report/20180329/

若年層をターゲットにした販促アプリを開発する場合、学生に特化した大学公式アプリの事例は参考になるかもしれない。そこで大学公式アプリの事例や主な機能、メリットについてまとめた。

青山学院大学や立教大学など、公式アプリの開発事例が急増

在学中の学生向けアプリとして機能が充実しているのが、青山学院大学の公式アプリ20183月に公式アプリをリリースしている。このアプリは大学からのお知らせをプッシュ通知で受け取れるほか、学生からもクラブやサークルに関する情報発信ができるのが特徴。また学生生活の手引きなどの資料をアプリで閲覧できる機能も搭載している。青山学院大学のほか、近畿大学や早稲田大学でも在学生向け公式アプリを開発・リリースしている。


※写真は立教大学のアプリ

一方、受験生向けにアプリを開発したのが立教大学や法政大学。入試情報や進学イベント情報がチェックできるほか、見学の際に役立つ構内マップ機能を搭載しているのが特徴だ。

多くの大学公式アプリ事例に共通する機能とは

時間割作成など大学アプリならではの機能もあるが、実は一般的なアプリに近い機能も多い。そこで大学公式アプリによくある機能と、それぞれのメリットを紹介しよう。

(1)プッシュ通知

アプリの大きなメリットと言えるプッシュ通知を活用する大学アプリは、やはり多い。休講情報など従来掲示板に掲載していたものを、スマートフォンのプッシュ通知で配信するのが一般的だ。学生の利便性が向上するだけではなく、大学にとっても確実に情報を伝えられるというメリットは大きい。

(2)双方向コミュニケーション

青山学院大学の公式アプリでは、学生からの情報発信もOKにしている。こうした双方向のコミュニケーションをアプリで意識している大学も実は多い。ほかにも大学が運用する公式SNSの情報をチェックできるアプリも増えている。コミュニケーション機能は、実は大学にとっても電話などの問い合わせを減らせる効果が期待できる。つまり業務効率化につながるメリットがあると言える。

(3)デジタルブック

大学公式アプリの中には、パンフレットや学生向け冊子をまとめてアプリで閲覧できるものも多い。若年層はコミックや書籍をデジタルブックで読む機会も多く、操作に慣れているため導入しやすい。重たい冊子を持ち運ぶ必要がないというメリットとともに、大学にとっても「印刷・郵送・保管にかかるコストがおさえられる」「修正対応が簡単」といったコスト削減効果につながるメリットがある。

若年層との接点強化にアプリ開発は欠かせない

アプリやスマートフォンの操作に慣れている若年層だからこそ、単純にコンテンツが閲覧できるだけのアプリでは物足りない。実際に多くの大学公式アプリではプッシュ通知のほか、双方向コミュニケーションやデジタルブックなど「機能が豊富」という点が特徴だ。

今後はさらにウェアラブルデバイスと連携した機能も想定される。例えば20186月に開催されたAppleの開発者向けイベント「WWDC」では、次期Apple Watch OSに学生証の機能が搭載されることが発表された。これは教室や図書館の入退室時に利用するイメージだ。

学生など若年層向けにアプリ開発を検討している場合は、今回紹介した大学公式アプリを参考に、ユーザー側・運営側の両方にメリットが得られる機能を検討しよう。

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