マーケ担当者なら知っておきたいアプリの作り方の基本とは?

今やわたしたちの生活になくてはならない存在となったスマートフォン。そのため、企業がマーケティング活動を行う際に、アプリを積極的に活用するケースが増えています。一方で、アプリがあった方が良いとは思いつつ、作り方がよくわからず、社内でずっと先送りになっている、ということもあるのではないでしょうか?そんなマーケティング担当者に向けて、ここではアプリの作り方の基本を紹介します。特にプログラミングを勉強して、アプリを自分で作ってみたい方はぜひご覧ください。

1.企業がアプリを導入するメリット

アプリの具体的な作り方を紹介する前に、まずは企業がアプリを導入するメリットを大きく3つに分けてお伝えします。これらの内容を踏まえて、何のためにアプリを作るのかを言語化しておくのもおすすめ。

お客様とのコミュニケーションがとりやすい

アプリをダウンロードしてくれるユーザーは、その企業に対して大小の差はあれどポジティブな印象を持っている可能性が高く、企業からの情報を積極的に取得してくれる傾向にあります。例えばウェブサイトと比較すると、アプリを通じての商品の閲覧数はウェブサイトの4.6倍※1に。また、商品やコンテンツを見るためにユーザーが滞在する時間は、アプリではウェブサイトの20倍※2にもなるという結果も出ています。

また、アプリにはクーポン機能やプッシュ通知機能など、ユーザーとコミュニケーションを取れる機能を多く備えられるのも魅力。さらに、アプリは一度ダウンロードしてもらえれば、ホーム画面内に企業の顔となるアイコンを配置できるため、ユーザーがスマートフォンを操作している間は常に、企業のことを思い出してもらえる可能性があります。ユーザーにとっても、ホーム画面からいつでもすぐにアクセスできるので、欲しい時にすぐ情報を取得することができます。

※1 Criteo「2016年度上半期モバイルコマースレポート」より ※2 AppsFlyer調べ

お客様をリピーター化・ファン化させやすい

会員カード機能や、気になる情報だけを保存しておけるお気に入り機能など、ユーザーが継続的にアプリを使いたくなる機能も備えられます。そのため、ユーザーをリピーターに育てやすいのもアプリの魅力。さらに、男性にはメンズアイテムの情報だけを送るなど、ユーザーの属性に合わせたコミュニケーションをとることもできます。外部のMAツールや接客ツールと連携させることで、より情報を出し分けることも可能。ユーザー一人ひとりにとって有益な情報だけを届けることで、企業へのエンゲージメント向上が期待できます。

幅広い世代とのコミュニケーションができる

「20代の若いユーザーをもっと獲得したい」、「40代女性からの反応をより良くしたい」、「60代以上のユーザーをロイヤル化したい」など、企業によってターゲットとしたいユーザー層は様々。例えば若者のユーザーを増やしたいのに、彼・彼女たちが普段あまり接していない新聞広告を作ったとしても期待通りの結果は出にくいように、ターゲットとしたい人々が日常的に触れているメディアを使ってコミュニケーションすることが重要です。

その点、スマートフォンの普及率はiPhone3Gが登場した2008年から年々増加中。総務省の「通信利用動向調査」によると、全年代合わせてのスマートフォンの保有率は、2010年から2020年の間で77.1%(9.7%→86.8%)も上昇。また、高年齢層の普及率も上がっており、NTTドコモ モバイル社会研究所の調査によると、60代の保有率は2015年から2021年の間で47%(33%→80%)、70代の保有率は49%(13%→62%)とそれぞれ大幅に上がっています。ゆえに、多くの企業がユーザーと日常的にコミュニケーションするメディアとして採用しやすいのもアプリの魅力です。

 

2.アプリは自分で作る?開発会社にお願いする?

アプリをいざ作ろうと思ったら、まずはアプリを自分(自社)で作るのか、アプリ開発会社に依頼するのかを検討しましょう。

アプリを自分で作るメリット>

  • 理想のアプリを作り込むことができる
  • 費用を抑えることができる

アプリを自分で作るデメリット>

  • エンジニアがいないと開発が困難
  • 社内リソースが大幅に割かれる

開発会社に依頼するメリット>

  • 知識がなくてもアプリを安心して作れる
  • 少ない社内リソースで作れる

開発会社に依頼するデメリット>

  • オーダーできることに限界がある
  • 費用がかかる

上記からわかるように、アプリを自分で作る場合は主に「費用面」と「社内リソース」が検討材料になってきます。費用面に関しては、1から開発を依頼する場合は500〜1,000万が相場で、機能を多く盛り込もうとすると2,000万以上になることもあり、決して気軽に作れる金額ではありません。この内訳は主にエンジニアやアプリデザイナー、ディレクターなどの人件費なので、自社にエンジニアがいれば費用を大幅に下げることができます。

また、アプリは作って終わりではなく、運用やアップデートなど、長期にわたって活用していくものなので、そういった意味でも社内にエンジニアがいるのは心強いです。ただその分、社内リソースを割かれることになり、さらに社内エンジニアのスキルが低いとかえって開発工数がかかり、結果的にコスト高になってしまうことも。それぞれにメリット・デメリットがあるので、何を優先するかを考えながら検討するとスムーズに決まりやすくなります。

どちらにしようか決めきれない場合はこちらの記事もぜひ参考にしてください。

アプリ開発をするなら自社?それとも外注?アプリ開発会社22社の得意ジャンル&費用を紹介

3.自分でアプリを作る場合にまず押さえておきたいこと

アプリを自分で作るにあたって押さえておくべきことを紹介します。基本的なことですが、理解をおろそかにしたまま進めてしまうと後々面倒なことにもなるので要注意。

アプリを作るのに必要なものは?

そもそもアプリを作るために何が必要かご存知でしょうか?ここで一度確認しましょう。

  • パソコン
  • アプリ開発用ツール
  • スマートフォン端末
  • アプリ開発者の登録アカウント

まずパソコンについて、Androidアプリを作る場合はパソコンがWindowsでもMacでも大丈夫なのですが、iOSアプリの場合はMacでしか作れない点に注意。アプリ開発に必要なパソコンスペックは作りたいアプリの種類やボリュームによっても変わってくるものの、基本的にミドルクラスのものであれば十分です。パソコンを用意したらアプリを作るためのツールをダウンロードしましょう。Androidアプリを作るなら「Android Studio」、iOSアプリなら「Xcode」となり、それぞれ無料で使うことができます。また、アプリ制作には実際に動くかどうかを確認する作業が何度も発生してきます。ツールを使えばパソコン上でスマートフォン画面を確認することもできますが、実機を使った方がよりリアルな反応を得られることができるでしょう。なお、このために新たにスマートフォンを用意する必要はなく、普段使っているもので構いません。

そして作ったアプリを公開するためには開発者としてのアカウントを登録しなければならず、こちらは有料となっています。Androidアプリを公開するための「Googleデベロッパーアカウント登録」には25ドル(2022年時点)が、iOSアプリの「Appleデベロッパープログラム」には99ドル(2022年時点)が必要(ともに年間更新)なので気をつけましょう。

アプリ作りに必要な開発環境についての詳細はこちらの記事もぜひ参考にしてください。

AndroidアプリとiPhoneアプリの開発環境の違い

まずは目的や基本設計を考えよう

今では多くの企業がアプリを活用していますが、その雰囲気に流されてなんとなくアプリ開発に臨んでしまうと、「せっかく作ったのにユーザーが全然ダウンロードしてくれない…」といったことにもなりかねません。そこで、最初にアプリを作る目的と目的に沿った基本設計を描いてから、徐々に具体的な制作に入っていくことで、ユーザーにとって価値のあるアプリを作ることができます。より多くのユーザーにダウンロードしてもらうためには、当たり前のようですが「ユーザーのことを考える」のが重要。具体的には、ユーザーが日々の生活の中で「どういった悩みがあるのか」「どういったことをしたいのか」などを細かくイメージし、それに対して自社はアプリを通じて何を提供できるのかを考えると良いでしょう。

例えば店舗でのお買い物中に気になるアイテムが見つかったものの、衝動買いはせずもう少し商品情報を知りたい、という経験は誰にでもあると思います。そこで活用したいのがバーコードリーダー機能。アプリを立ち上げて商品のバーコードを読み取ればすぐに詳細を見れるようになるので、わざわざGoogleやYahooに行って商品名を入力する手間がなくなります。このように、ユーザーの気持ちに沿った機能を一つひとつ考えていくのが大切で、「あったら多分便利だろう」などと言って何でもかんでも盛り込むとかえって使いづらくなり、コストも膨れ上がってしまうので注意しましょう。

ユーザーに日常的に使ってもらえるアプリ作りについてはこちらの記事もぜひ参考にしてください。

日常的に使用されるアプリを作るために重要なこととは?

 

アプリを作るのに最適なプログラミング言語とは?

目的や基本設計といった大枠を考えてからはいよいよ開発に入っていきますが、ここでなくてはならないのはプログラミングのスキルや知識。AndroidアプリかiOSアプリかによって使用するプログラミング言語は異なり、それぞれの言語に特徴があるので、主な言語をここで紹介します。

<Androidアプリを作る場合>

—Java—

1996年の登場以来、実に多くのアプリやWebサービスの開発で使われてきたメジャー言語。いわゆる「Google三大言語(Java、C++、Python)」の一角を担い、今なお多くの開発シーンで活躍しています。一方で、アプリ開発においては後述する「Kotlin」の勢いが強まっており、世代交代の波が段々と近づいてきている言語でもあります。

・Javaを学ぶメリット

歴史ある言語なので、わからないことがあっても調べればすぐに解説コンテンツが見つかります。また、昔から運用され続けているアプリはJavaによって作られていることが多いため、それらのアプリのメンテナンスをする際にはJavaを理解しているとスムーズです。

・Javaを学ぶデメリット

Javaが今後もアプリ開発の第一線で用いられる可能性は決して高くはないので、せっかく学んでも将来活用できる機会が減っていくかもしれません。

 

—Kotlin—

Javaをよりわかりやすく、安全に使えるようにとアップデートされた言語で、2011年に登場しました。そのためJavaと文法が近く、Javaを理解していれば比較的簡単に習得可能。JavaをGoogle三大言語のひとつと紹介しましたが、最新のAndroid向けに提供される機能の多くはKotlinを使うことを前提に作られており、2022年現在のAndroidアプリ制作においては主流の言語となっています。

・Kotlinを学ぶメリット

Javaよりもわかりやすくというコンセプトで生まれていることもあり、Javaよりもコードがすっきりとしています。なので初学者でもとっつきやすく、かつ現在の主流言語でもあるため、Androidアプリを作りたい方はKotlinを選べばまず間違いないです。

・Kotlinを学ぶデメリット

Googleが展開しているAndroidアプリ開発のチュートリアルコンテンツ「Codelab」でもKotlinが主流になっているなど、今では学習コンテンツも充実しているので、これといったデメリットはありません。

 

<iOSアプリを作る場合>

—Objective-C—

1983年にAppleによって作られた言語で、1972年に生まれたC言語をベースに開発されています。iOSアプリやMacではこちらが利用されているのですが、Androidアプリ同様、現在では後述の「Swift」がiOSアプリ開発の主流となっています。

・Objective-Cを学ぶメリット

Objective-Cには過去に作られた膨大なライブラリがあるので開発時に安心です。また、Objective-Cには柔らかい言語特性があるため、様々なiOSアプリの開発シーンで柔軟に対応できます。

・Objective-Cを学ぶデメリット

Objective-Cを開発したAppleが、その後継としてSwiftを開発しているので、長い目で見ればObjective-Cは衰退していく言語だと言わざるを得ません。コーディングのスタイルも独特で他の言語ともあまり似ていないので、学習コストも高いです。

 

—Swift—

2014年に登場し、2015年にオープンソース化したAppleの次世代言語です。iOSアプリ全てに対応しているので、iPhoneはもちろん、MacやiPad、Apple WatchやApple TVのアプリも制作可能。人気のApple製品の根幹を支える言語で、今後の需要も高い言語と言えるでしょう。

・Swiftを学ぶメリット

Objective-Cよりもモダンな仕組みで、開発効率が進化しているので、初学者でも学びやすいです。また、いわゆる「型」というプログラミング時のルールが厳密なので、堅牢でメンテナンス性の高い、安全なコードを書けます。

・Swiftを学ぶデメリット

Kotlin同様、今では学習コンテンツも充実しているので特筆すべきデメリットはありません。

 

<Android/iOSの両方に対応するアプリを作る場合>

AndroidとiOSの両方に対するアプリを作りたい場合は「クロスプラットフォーム」と呼ばれる専用のフレームワークを用いることもできます。こちらを使う際にもプログラミング言語が求められ、例えばこの後に紹介する「Flutter」では、使うために「Dart」という言語が必須です。クロスプラットフォームを使うための言語を元々習得していれば、AndroidとiOSの両方に対応するアプリを効率良く作ることができます。しかしそうでなければ、クロスプラットフォームを使うための言語&クロスプラットフォームそのものの使い方の両方を学ばなければならないので、学習コストがとても高くなります。また、2022年現在ではクロスプラットフォームが全体的に発展段階にあるため、OSごとにアプリを作るケースの方が多いです。しかし、これからより進化していくと思われるので、今のうちから学んでおくのも得策でしょう。

 

—Flutter—

Googleによって2017年に作られ、日本では最も勢いがあるクロスプラットフォーム。リクルートが提供する宿・ホテル予約サイト「じゃらんnet」のアプリ制作に用いられるなど、これからより一層活躍の場が見込まれるフレークワークです。先ほど紹介したように、こちらを使うには「Dart」という言語が必要になります。

・Flutterを学ぶメリット

歴史は浅いものの、勢いがあるために情報を手に入れやすいのが魅力。また、UIをOSに標準搭載されているものに依存せず、独自のものを使っているため、どのOSでも統一されたデザインを実装しやすいのもポイントです。

・Flutterを学ぶデメリット

プラットフォームとしてまだ完成されたとは決して言い難く、また、情報が手に入れやすいとはいえこれまで紹介してきたプログラミング言語と比べれば少ないため、学習の難易度は高いと言えるでしょう。こちらを使うために「Dart」を学ばなければならないのも忘れてはなりません。また、メリットとして紹介した、どのOSでも統一されたデザインを実装しやすいことには実はデメリット要素もあり、iOSの場合はiOS標準のコンポーネントを使っている他のアプリとは見た目が異なってきます。

 

—React Native—

日本での注目度ではFlutterに軍配が上がるものの、世界的な利用数が多いのはFacebookによって2015年に生まれた「React Native」です。Facebookは元々「React」という、WebアプリのUI開発時に用いるオープンソースライブラリを開発していましたが、その技術を活用して「React Native」は作られました。なお、使うにあたっては「JavaScript」またはその派生言語の「TypeScript」という言語が必要になります。

・React Nativeを学ぶメリット

先ほど紹介したように、「React Native」は「React」というライブラリの技術を活用して作られました。そのため、これまで「React」を使ってWebアプリを作ってきた方なら比較的にスムーズに扱えるようになります。また、「Flutter」とは逆に、UIをOSに標準搭載されているコンポーネントにブリッジさせているため、OSごとに最適なUIを作り込むことができます。

React Nativeを学ぶデメリット

「React」を使える方なら扱いやすい反面、使えない方にとっての学習コストはとても高いです。

 

—Xamarin—

Xamarin社によって生まれたのち、2016年にXamarin社がMicrosoftに買収されたため、現在ではMicrosoft製品となっているクロスプラットフォーム。こちらを使うためには「C#」もしくは「F#」というプログラミング言語が必要になります。

Xamarinを学ぶメリット

C#やF#を習得していれば学習コストは低いです。C#はJavaと文法が似ているので、Javaを習得している方も「Xamarin」を検討する価値はあります。

・Xamarinを学ぶデメリット

「Flutter」や「React Native」と比べると勢いはなく、解説コンテンツもあまり出回っていません。周りに「Xamarin」を使える方がいれば検討の余地はありますが、そうでない初学者は「Flutter」や「React Native」を検討した方が良いかもしれません。手を出さない方が無難かもしれません。

<結局何から始めれば良いか>

ここまで様々なプログラミング言語やクロスプラットフォームを紹介してきましたが、「結局どれを選べばいいのかわからない」という声も少なくないはず。どの言語も活用できる場はあるので一概に優劣はつけられませんが、初学者がまず学ぶべきものを強いて挙げるとすれば、「Kotlin」か「Swift」のどちらかでしょう。ともに現在のアプリ開発における人気の言語で、かつ仕組みがモダンなのでわかりやすく、解説コンテンツも豊富なので挫折する可能性が低いです。迷った時はまずこの2つを視野に入れ、Androidアプリを作りたいのかiOSアプリを作りたいのかで決めるのがおすすめです。

 

アプリを作るための効率的な勉強方法は?

自分でアプリを作れるようになりたいという方のために、プログラミングを効率よく学べる勉強方法についてまとめました。大きく分けると「プログラミングスクールに通う」「プログラミング学習サービスを活用する」の2点。それぞれの具体的な方法を紹介します。

<プログラミングスクールに通う>

「費用をかけてもいいから短期間で勉強したい」という方には、プログラミングスクールに通うのがおすすめ。特に場所の制限がないオンラインスクールを検討するのがいいでしょう。スクールのメリットは、効率的な学習スケジュールを専門のスタッフが組んでくれること。独学者が抱えがちな「何をどうやって進めるべきかわからない」という悩みを抱く心配がありません。また、わからないことがあればいつでもアドバイザーに聞けるのも大きなメリット。イージーミスが原因で上手くいかないだけなのに、何時間もネットで原因を調べるなんてことをしていては非効率なので、つまずいた時にアドバイザーがすぐに教えてくれる環境はとても魅力的です。

 

—人気のプログラミングスクール—

・「侍エンジニア」

プログラミングによって何がしたいのかは人によって様々。そこで、生徒一人ひとりの目的に沿ってオリジナルのカリキュラムを組むのが侍エンジニアの特徴です。また、現役のエンジニアが講師となり、授業は講師とのマンツーマンで進むため、気兼ねなく質問できるのも魅力。自分一人では不安な方に特におすすめのプログラミングスクールです。

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・「CodeCamp」

侍エンジニアと同じく講師は全て現役のエンジニアなので、実践的なプログラミングを学べるのが特徴。レッスンの質の高さに定評があり、IT企業を中心に300社以上の研修プログラムに組み込まれています。またレッスン時間は7:00〜23:00までと幅広く、仕事をしながらでも勉強しやすいのも魅力です。

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・「TechAcademy」

講師の選考プロセスではプログラミングスキル以外にも、生徒のニーズを汲み取り、わかりやすく教えるためのコミュニケーションスキルも重視。そのため、学習中につまずいたところを丁寧に解説してくれるサポート力が高いのが特徴です。カリキュラムはややハードめですがその分しっかりとスキルが身に付くので、より自分に負荷をかけたい方におすすめ。

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<プログラミング学習サービスを活用する>

「なるべく費用をかけずに自分のペースで勉強したい」という方は、プログラミング学習サービスを活用するのがいいでしょう。プログラミングスクールの多くが数十万はかかってきますが、プログラミング学習サービスなら月あたり千円前後とリーズナブル。また、学習スケジュールを組んでくれる専門スタッフはいませんが、自分一人でゆっくり学んでいきたい方にとってはあまりデメリットに感じないかもしれません。サービス内容もわかりやすく独学でも無理なく勉強していけるので、アドバイザーがいなくてもモチベーションを保ち続けられそうな方はこちらのサービスを活用するのがおすすめです。

 

—人気のプログラミング学習サービス—

・「Udemy」

2011年にスタートしたアメリカ発のオンライン教育プラットフォーム。講座は全て動画での提供となっており、興味のある動画を1本単位で購入していくスタイルです。講座数はとても多く、「Kotlin」のコースは350以上、「Swift」のコースは850以上もの動画が提供されています。各動画のレビューもついているので、人気の講座を選んで効率良く学べます。

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・「ドットインストール」

「Udemy」と同じく動画形式での学習サービスを展開しているのがこちら。アプリ開発の講座数は「Udemy」ほど多くはないものの、その分講座選びに迷うことなく進めることができます。全講座を受けるためには月額1,080円(税込)のプレミアムサービスへの登録が必要ですが、一部の講座は無料でも受けることができます。

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・「Progate」

「Progate」は動画ではなく、Web上で展開されるオリジナル教材によって進めていくのが特徴。授業中に出たプログラミング課題を画面上でこなし、その場ですぐに答え合わせをしていくスタイルなので、一つひとつのプロセスを実際に手を動かしながら理解することができます。教材には図やイラストが豊富に使われているので、初心者でもとっつきやすいのが人気の理由。

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4.アプリを作る時間がない、難しいなら「ノーコード」もあり

「自分でアプリを作りたいけど、一から勉強している時間はないし、難しい」という方なら、ノーコードの開発ツールを活用するのも一つの手。ノーコードとはNocode、つまりコードを書く必要がないので、プログラミングスキルがなくてもアプリを作れる注目の手法です。ここでは作りたいアプリの種類を大きく「マーケティング目的」「業務改善目的」の2つに分け、それぞれの主なノーコードツールを紹介しましょう。

 

<マーケティング目的のアプリを作りたいなら>

ユーザーとのコミュニケーションを活発化し、リピーター化・ファン化につなげられるような、マーケティング目的のアプリを作りたい場合のノーコードツールから紹介します。

 

—「Yappli」—

当メディアを運営する「ヤプリ」によるアプリプラットフォーム。アプリの開発はもちろん、運用や分析までの全てをノーコードでできます。ドラッグ&ドロップで直感的に操作することができるので誰でも気軽に高品質なアプリを制作可能。また、管理画面の見やすさにも定評があり、エンジニアでなくてもストレスなく運用することができます。

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—「Monaca」—

「JavaScript」や「HTML5」のスキルがあれば、スマートフォンアプリやWebアプリなどを作ることができるツール。この2つの言語の理解が必要ではある「ローコードツール」ではあるものの、その分制作の自由度が高く、「Kotlin」や「Swift」などといった、アプリ開発に必要なプログラミング言語への理解がなくてもアプリを作ることができます。

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—「Appypie」—

プッシュ通知やSNS連携、EC機能に分析機能など、約200に及ぶ様々な機能から目的に沿ってカスタマイズすることができるノーコードのスマートフォンアプリビルダー。日本ではまだ知名度が低いものの、世界では150カ国以上のユーザーが活用しているサービスです。

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—「Adalo」—

UIにこだわりたい方に人気なのがこちらのツール。あらかじめ用意されたコンポーネントの中から必要なものを組み合わせて作っていくのですが、その操作が直感的でわかりやすく、すぐに使いこなせるようになるのが魅力です。

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—「Thunkable」—

こちらも「Adalo」同様、直感的な操作でアプリを作ることができるツールです。操作方法を学べるサポートコンテンツも豊富にあり、さらに無料プランもあるので、まずはツールを触ってアプリ作りを体験してみるのもいいかもしれません。

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<業務改善目的のアプリを作りたいなら>

実はマーケティング目的以外にも、自社の業務を改善、効率化させるためにアプリが活用されることも少なくありません。ここでは業務のレベルアップを図れるノーコードツールを紹介します。

 

—「AppSheet」—

GoogleスプレッドシートやDropboxなどをデータベースとして活用したアプリを作ることができるツール。サンプルアプリが多く用意されているので、1から作り上げるのではなく、作りたいアプリと近しいものを土台にカスタマイズすることができます。

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—「PowerApps」—

Microsoftが提供するノーコードツールで、「Dynamics 365」または「Office 365」に登録していれば追加料金なしで使うことができます。同じOfficeソフトの「PowerPoint」を扱う感覚でアプリを作ることができ、OneDrive上のExcelデータやSharePointデータと連携することが可能。

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—「Glide」—

Googleスプレッドシートをベースにアプリを作ることができるノーコードツール。指定したスプレッドシートの数値を変えれば自動でアプリに共有されるので、日々データの更新を必要とするアプリを作りたい場合におすすめです。

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まとめ

この記事では、アプリ開発に必要なプログラミング言語やプログラミング言語の勉強法など、アプリの作り方の基本を紹介しました。本メディアを運営する株式会社ヤプリは、記事内で紹介したノーコードのアプリプラットフォーム「Yappli」を提供しており、アプリの開発実績が数多くあります。

記事をご覧いただいて、もし「アプリを作りたいけどやっぱり自分だけでは不安」「プログラミング言語を一から勉強するのはハードだからノーコードを検討したい」という方がいらっしゃいましたら、ぜひヤプリにご相談ください。