アプリストアのSEO!ASO(アプリストア最適化)のKPIとは?無料のApp Analyticsで見られる指標

アプリマーケティングで主流となりつつある、アプリストア最適化(ASO)。アプリストアのテキストやアイコンについて、試行錯誤しながら見直しているアプリ担当者も多いだろう。とはいえGoogleアナリティクスだけでは、ASOの効果が出ているかどうかわかりづらいという声もよく聞かれる。そこで無料で使えるアプリストア解析ツール「App Analytics」で見られる指標をもとに、基本としておさえておきたいポイントを紹介しよう。

App Analytics」とは、Apple社が無料で提供するアプリストア解析ツール

 App Analyticsは、Appleがアプリ運営者向けに提供している無料の解析ツールのこと。iOSのアプリストア「App Store」における、自社アプリ表示数やアプリダウンロード数を把握することができる。

ただしAppleが用意しているツールのため、Google Playストアに関するデータは見られない。ただ日本ではiPhoneのシェアは約7割とも言われていることもあり、まずはApp Storeの数字を見るだけでも全体的な状況の把握には役立つだろう。無料でApp Store Connectアカウントを持っていれば利用できるため、気軽にチェックできる。

App Analyticsではどんな指標が見られる?

App Analyticsで参照できる主な数字は以下のものがある。 

  • インプレッション アプリストア検索結果などに自社アプリのアイコンが表示された数
  • プロダクトページPV アプリストアの自社アプリ紹介ページの閲覧数
  • リファラー アプリストアページの参照元(どのサイトから訪問したか)
  • Appユニット数 新規ユーザーのダウンロード数(再ダウンロードは除く)

他にもApp Analyticsでは、ダウンロード後のアクティブ率などもチェックできる。ASOの観点では、どのくらい自社アプリがストア上で露出されているか?という点を把握したい。具体的には、インプレッションやプロダクトページPVといった指標をチェックすればよいだろう。あまりにこのあたりの数字が低い場合は、ASOがうまくいっていない可能性が高い。アプリのタイトルやカテゴリなどの見直しを考えたい。

なおリファラーをチェックすることで、どの経路からストアへの流入が多いかがわかる。自社サイトなどで告知を出している場合は、どのリファラーからの流入が多いかチェックしておこう。

ダウンロード数(Appユニット数)も見ておきたい指標のひとつ。ある程度ストア上で露出できているものも、ダウンロード数が少ない場合はストアのプロダクトページに問題がある可能性が高い。アイコンや説明文、スクリーンショットについての見直しが必要かもしれない。(現在ではスクリーンショットに動画も掲載できるので、検討してもいいだろう)

もしくはユーザー評価の低さによって、ダウンロード数が伸びていないということも考えられる。プロダクトページを客観的にチェックして対策していこう。

参考記事:「アプリストアのレビュー・評価を上げるための改善策とは

将来的にはアプリマーケティングに特化した有料ツールの導入も検討

まずはApp Analyticsなどの無料ツールを使って、インプレッションやダウンロード数など主な指標だけでも見ておきたいところ。とはいえその後ASOや広告などのプロモーション施策が増えていくと、App Analyticsだけではどうしても足りない情報も出てくるかもしれない。

こんなときは、有料でもアプリマーケティングに特化した解析ツールを導入することも検討したい。現在では「AppsFlyer」をはじめ、アプリ集客の効果測定を目的にしたツールも増えている。現在のアプリ開発環境が、こうしたアクセス解析ツールと連携できる準備ができていると導入もスムーズだ。



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