アプリのSEO。適切なASO対策でアプリをもっと広めよう

皆さんはASOという言葉を聞いたことがあるでしょうか。これは、App Store Optimization(アプリストア最適化)の略で、アプリストア内に自社アプリを表示させやすくすることで、より多くのアプリをインストールしてもらう工夫のことを指し、検索エンジン最適化(SEO)とまさに同じ考え方です。

ASOは、苦労して開発したアプリを少しでも多くの人に使ってもらうためにも、重要な施策といえます。その基本的な考え方とやるべきことについてご説明します。

アイコン

アプリのアイコンは、ユーザーが最初に、かつインストール後も最も頻繁に目にする存在です。そのため、アプリそのものを表現し、オリジナリティに溢れ、ひと目でアプリの内容を想起させるものが理想といえます。
また、その印象を大きく左右するため、一度作ってからはそう頻繁に変更するものではありません。制作にはたっぷりと時間をかけ、納得がいくまで質を追求すべきでしょう。

それぞれのサイズ、詳細な仕様等は以下からご確認ください。
https://developer.apple.com/ios/human-interface-guidelines/icons-and-images/app-icon/
https://support.google.com/googleplay/android-developer/answer/1078870?hl=ja

アプリ名

アプリ名も同様に、そのアプリを簡潔かつ分かりやすく表現しているものが理想であり、ネーミングセンスが問われる作業となるでしょう。2017年9月にアップデートされたiOS11より、App Storeのアプリ名がこれまでの最大50文字から30文字に変更となりましたのでご注意ください。Google Play Storeはこれまで通り50文字以内です。

説明文

アプリの内容を説明するテキストで、アプリに興味を持ったユーザーに対し、ダウンロードの背中を押す最後の一手といえる重要な要素です。App Store、Google Play Store共に4000文字以内となっています。

とはいえ、どんなことを書いてもいいわけではありません。App Storeでは以下のような注意文が記載されています。

検索結果に表示されやすくするよう、説明に不必要なキーワードを加えることは避けてください。また、説明で具体的な価格を記載することは避けてください。価格はプロダクトページですでに表示されています。説明で価格に言及すると、国や地域によっては間違った情報となってしまう場合があります。

同じく、Google Play Storeでは以下のような注意書きがあります。

アプリのタイトル、説明、プロモーション用の説明でキーワードを繰り返し使用したり無関係なキーワードを使用したりすると、ユーザー エクスペリエンスが損なわれるため、Google Playでのアプリの公開が停止されることがあります。

さらにGoogle Play Storeでは、80文字以内での「簡単な説明」という項目もあります。これは、ユーザーがアプリの詳細ページを確認する際、最初に表示されるテキストです。

それに対しApp Storeでは「サブタイトル」が存在します。これは、iOS11リリース以降に対応した端末でのみ表示される要素で、アプリ名の下に表示される最大30文字のテキストです。

また、iOS11から説明文の更新には再審査が必要となりました。その代わり、随時更新可能で説明の上部に表示されるプロモーションテキスト(最大170文字)が新設されていますので、アプリに関する最新ニュースなどの紹介に活用できるでしょう。

スクリーンショット

App Storeでは最大10枚まで掲載することが可能で、画像を加工していても構いません(ただし過度な装飾は避けるのが無難でしょう)。

Google Play Storeでも画像の加工は可能。スマートフォン、タブレット(7または10インチ)、Android TV、Android Wearなどの端末ごとに最大8枚のスクリーンショットを追加できます。

Appプレビュー、キーワード

AppプレビューはApp Store特有の機能で、ユーザーが視聴できる動画となります。最長で30秒、最大3つまで登録が可能で、アプリの特徴や機能などをより視覚的に訴えることができます。

そして、キーワードもApp Store特有の項目です。自社アプリが探してもらいやすくなるよう、ユーザーがキーワードに使いそうな単語を記載しておきましょう。カンマも含め最大100文字までです。

なお、App Storeでは、iOS11以降「今日のAPP」というページが追加されました。これは、文字通り日替わりでオススメのアプリが紹介されるコーナーで、選択の基準は非公開ながら、ここに登場すれば大幅なダウンロード数アップが見込めるといえます。

アプリの登録にはそれ以外にも必要な項目がありますが、ASOとして活用できるのは上記のような点です。これからアプリを出される予定の方、すでに運用しているという方も、自社アプリの設定を見直されてみてはいかがでしょうか。

参考:
https://developer.apple.com/jp/app-store/product-page/
https://support.google.com/googleplay/android-developer/answer/4448378?hl=ja
https://developer.apple.com/ios/human-interface-guidelines/icons-and-images/app-icon/
https://support.google.com/googleplay/android-developer/answer/113469?hl=ja
https://support.google.com/googleplay/android-developer/answer/1078870?hl=ja
https://developer.apple.com/app-store/app-previews/