アプリマーケティングの運用代行は本当に役立つ?メリット・デメリットとは

アプリ運用やアプリマーケティング担当者の大きな悩みと言えば、人手(リソース)不足。
ある調査によれば、「マーケティング専任担当者がいない」と回答した中小企業は、約66%に上っている。(※1

他の業務と兼務していると、なかなかやりたいアイデアがあっても実行が難しい。アプリマーケティングの重要性はわかっていても、体制が追いつかないのは深刻な問題だ。

そこでリソース不足の解決策として、アプリ運用やマーケティング業務を外部の運用代行業者へアウトソースする選択肢もある。最近ではアプリの運用代行を請け負うところも増えているが、やはり外部に委託すればそれなりのコストがかかる。コストに見合うメリットがあるか判断できない…というケースもあるだろう。

まずはアプリ運用代行を頼むメリットとデメリットを把握し、他社事例を参考にアプリ運用代行で失敗しない進め方を考えてみたい。

1出典:https://innova-jp.com/201601-report-on-sem-org-structure/

(1)運用代行のメリット・デメリットとは?

コンテンツ更新などのルーティン業務をアウトソースすることで、本来の企画などの業務に集中できる、というのが運用代行のメリットというのが定説だろう。しかし、実際には社外のノウハウを吸収できたり、業務改善につなげたりできるという点でもメリットがある。

特にアプリの効果測定業務や広告運用業務など、マーケティング系の業務を社外に委託するケース。専門業者に委託することで外部のノウハウを提供してもらえる場合もあり、業務改善につながることも多い。

一方でデメリットとなりやすいのが、スピードの問題。例えばコンテンツ内容にミスがあった場合でも、社外に運用代行業者へ修正対応を依頼しても多少のタイムラグは生じてしまう。社内でもいざというときに緊急対応がきるように、マニュアルを用意しておくことも重要だ。

(2)他社はアプリ運用代行をどう活用している?

実際にアプリの運用代行サービスを利用した事例を2つ紹介しよう。

1.サッポロライオンのアプリ事例

ビヤホールやレストランを全国に展開するサッポロライオン。コンテンツや配信の企画を立てることに集中するため運用代行を利用している。少ない社内リソースでアプリ運用が可能となり、アプリを使った戦略づくりにも着手できているようだ。

明らかに人員が足りないことがネック、という場合にはこうした運用代行サービスは大きな力を発揮する。また新たな人員を追加するのに比べれば、運用コストを抑えられるという考え方もあるだろう。

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2.釣具のキャスティングの事例

一方、釣り具の販売を手掛けるキャスティングでは、アプリを新しいものに切り替えたときに運用代行サービスを利用。とはいえ管理画面が使いやすいことから、その後社内での運用に切り替えている。運用代行と言うと長期契約というイメージがあるが、必要なタイミングで一時的に利用するという選択肢もある。

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(3)リソース不足を解消するために、運用代行以外にできること

そもそも更新などのルーティン業務に手間取っている場合、アプリの管理システムを見直す、という方法もある。上記のキャスティング社の事例のように、運用しやすい管理画面が用意されていればリソース不足になりにくいはずだ。

また、アプリの改修や移行を行うときは、通常業務と新規案件と重なるためどうしても業務負荷がかかる。そこで一定期間だけ運用代行を依頼するのも有効だ。長期にこだわらず運用代行を検討すべきだろう。

BtoB企業への調査結果では、Webマーケティング施策を外部にアウトソースしていると回答した人は6割もいる。(※2)つまり運用代行は一般的になりつつあるというわけだ。アプリに関しても、社内対応と運用代行をうまく組み合わせることが成功のコツだろう。

2 出典:https://markezine.jp/article/detail/28386



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