見逃すと致命的?アプリ開発ツールの選び方、3つのチェックポイント

大企業を中心に、クラウド上のアプリケーション開発の採用が進んでいる。ガートナー社が2017年に実施した調査では、大企業(従業員2,000人以上)の約6割がクラウドアプリケーション開発を推進しているという結果が出ている。

アプリ開発においても、プログラミング知識がない人でもアプリを制作できるクラウド型開発ツールの人気が高まっている。ただし選択肢が増える一方で、コストや機能だけで選んでしまうのは要注意。運用フェーズに入ってから、思わぬトラブルになりやすいからだ。

そこでアプリ開発ツールの選び方として、運用後を見越してチェックしておきたいポイントを3つに絞って紹介しよう。

(1)どこまでサポートしてくれるか?

アプリ開発・運営で重視すべきポイントのひとつが、サポート体制。操作方法がわからないときだけではなく、OSのバージョンアップや新機能リリース、不具合対応などさまざまなタイミングでサポートを頼る機会も多い。

問い合わせは電話やメールの他、チャットツールを使って問い合わせできる場合も。どんな方法で問い合わせができるか確認しておきたい。またマニュアルなどのサポートコンテンツは、どのくらい手厚くサポート体制を敷いているかを知る手がかりにもなる。ツールを契約する前でもFAQ(よくある質問)や操作ガイドをオンラインでチェックできることもあるので、事前に調べておきたい。

(2)同じ業種・業界のアプリ制作実績は多いか?

単にアプリ開発実績が豊富ということだけではなく、同じ業種でアプリ開発実績があるかどうかが重要だ。例えばゲームアプリとECアプリでは機能面でも大きな違いがある。

アプリ開発ツールの中には得意な業種・ジャンルがあることも多いので、事前に確認しておきたい。例えばECアプリを検討している場合、ECアプリに必要な機能が充実しているか、導入までの流れを把握しているかが重要だ。最近では、業界別にアプリ開発に関するセミナーやイベントを開催しているところも。こうした機会を活用して、自社のビジネスにマッチするアプリ開発ができるかどうかチェックするのもひとつの方法だ。

(3)アプリのアクセス解析はどこまで可能か?

Webサイトと同様、ユーザーの動向が把握できないと効果測定は難しい。そのためアプリ運用においてもアクセス解析は必須と言える。もちろん、モバイル版Googleアナリティクスを利用できるのは基本。ただし他の解析ツールとアプリ開発ツールが連携できるかについてもチェックしておきたい。

その理由は、最近アプリのアクセス解析ツールもバリエーションが増えているため。(例えば、集客解析ができる「AppsFlyer」や、リアルタイム解析ができる「KARTE for App」など)現在こうしたツールを利用していなくとも、将来導入する可能性もある。他にもMAツールなどと連携するケースも想定しておきたい。

アプリ開発ツールを選ぶ際には、やはり料金体系や機能のチェックにとどまりがちだ。とはいえ今回紹介した3つのポイントは、どれも運用においては外せない。これらはアプリ開発ツールによって差が出る部分とも言えるので、必ずチェックしておくことをおすすめする。



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