iOS11のリリースに伴うApp Store登録情報の変更・追加について


2017年6月5日(米国時間)、WWDCにてAppleがiOS11を発表しました。

正式公開の2017年9月に先んじて、すでにiTunes Connect上ではiOS11のApp Storeの表示に向けての項目が加わっています。

本記事では、Yappliをご利用いただいている皆様向けに、iOS11でリリースされる新しいApp Storeの変更点や審査における注意点をまとめました。

※本記事は2017年7月10日時点の情報です。
※Apple社からのリリース、及びデベロッパー向けにリリースされているApp Storeの表示を踏まえた内容になっています。
※今後、Apple社での仕様変更などが発生する場合もございます。本記事はあくまでリリース前の予測を含めたもののため、何卒ご了承ください。参考元…Apple公式サイト

 

今回のリニューアルにおける特に重要な三項目

  1. 「プロモーションテキスト」の追加→申請不要でアプリの情報を更新・通知が可能に!
  2. レビュー機能の変更→投稿されたレビューへの返信機能、バージョンアップ時のリセット機能が追加!
  3. 「サブタイトル」の追加、それに伴う「アプリ名」文字数の変更→項目が増えるに伴い文字数が変更に!

 

■追加される項目

  • サブタイトル

    7月時点でiTunes Connect上でも表示されています。
    iOS11リリース以降に対応した端末でのみ表示されますので、今登録をしてもApp Store上には表示されませんのでご注意ください。
    最大で30文字まで、AppStoreではアプリ名の下に表示される項目になる模様です。

  • プロモーションテキスト

    7月時点で、iTunes Connect上でも表示されています。iOS11リリース以降に対応した端末でのみ表示されますので、今登録をしてもApp Store上には表示されませんのでご注意ください。
    特徴としては、再申請を行わずにアプリの機能を説明できることです。審査が必須となる再申請をせず、随時更新できる項目ができるのは便利ですね!
    たとえば、「期間限定でアプリを半額で提供しています!」「期間限定でアプリ限定クーポンを配信中!」「◯◯の特集中!」といったようなアプリ内でのコンテンツ更新をユーザーへ通知できます。
    最大で170文字までの入力、アプリの説明文の上に表示されます。

■変更される項目

  • メニューバーのリニューアル

    AppStoreアプリのメニューバーも「今日」「ゲーム」「App」「アップデート」「検索」に変わります。
    「ゲーム」はゲームアプリ、「App」はそれ以外のアプリに区分される模様です。
    また、検索メニューも強化され、アプリごとに登録されているキーワードだけではなく、「今日」や「ゲーム」「App」の編集記事・コレクションといった関連情報も検索対象となります。

  • レビュー

    ユーザーが投稿したアプリのレビューに対し、直接返信対応することができるようになります。
    iTunes Connectを使用して投稿されたレビューに返信をすると、それが投稿したユーザーに通知がされ、ユーザー側でレビューを更新するオプションが表示されます。
    ユーザーのレビューとユーザーへの回答は随時更新が行なえますが、共に最新のものがアプリのページに表示されます。
    現在のAppStore上のアプリの評価には、それまでにリリースされたすべてのバージョンへの評価が統合されて表示されています。
    iOS11からは、新しいバージョンをリリースする際にそれまでのバージョンのレビューをリセットすることが可能となります。
    たとえば、前回のバージョンで起きていたバグによって低評価であった場合でも、それを解消したバージョンをリリースする際にはそれまでのレビューをリセットすることができるようになります。
    ただ、「リセット機能は頻繁には使用しないように」、という記載もありますので、ご利用の際はその点をご注意ください。

  • アプリ名の文字数

    現在「最大50文字」となっていますが、iOS11からは「最大30文字」に変更となります。

  • 説明文

    随時更新できるプロモーションテキストの新設に伴ってか、iOS11から説明文の更新にはビルド・審査が必要となります。
    不要なキーワードの羅列を控えるよう記載がありますので、登録の際はご注意ください。
    アプリを有料で提供している場合はその価格についての記載をすることは避けるよう案内がされています。アプリの価格は別途登録項目があることと、アプリが提供されている国や地域によって異なることがあるからのようです。

  • App Preview

    スクリーンショットの前に表示される動画になります。
    動画の長さは最大30秒、デバイスでキャプチャした映像を使用してアプリの使用体験を表現できます。
    iOS10までは1本までの登録でしたが、iOS11より最大で3本まで登録できるようになります。また、異なる言語でローカライズすることが可能となります。たとえば、日本語・英語・スペイン語と三種のリリースをする場合、各言語毎に動画が設定ができるようになるのです。
    Apple社では「最初の数秒が魅力的であること」を注視していることから、審査時にもこの点をチェックされる可能性があります。
    あくまでアプリの使用感やUIを案内するためのものですので、動画の内容がそれにそぐわない場合はリジェクトされる場合があります。
    基本的にプレビュー動画はミュート(無音)の状態で自動再生されますが、端末の設定依存になることが予想されます。

■審査で気をつけたほうがいいであろう項目

  • スクリーンショット

    最大で5枚まで登録いただける点は変更はございませんが、「最初の2枚のスクリーンショットが重要」という記述があるため、審査においてそこを確認されることが予想されます。
    最初の2枚の画像が検索結果に表示される(プレビュー動画を登録されていない場合)ので、アプリの本質・価値を伝えられるようなスクリーンショットを準備しましょう。

  • キーワード

    キーワードは引き続き半角全角問わず合計100文字まで登録でき、コンマで区切ることで複数の単語を登録が可能です。
    また、Apple社でのリジェクト(審査却下)となるキーワードとして、以下のような例があげられています。登録の際は下記の点を注意しましょう。

    1. 有名人の名前、その他の保護された単語やフレーズの不正使用
    2. アプリに関連しない用語
    3. 競合するアプリ名
    4. 不適切、攻撃的、または不快な用語

上記点以外にも、アプリ内課金やレーティングなどについても記載がございます。
7月10日現在では日本語での案内ページの用意はないようですが、ぜひ一度、Apple社の案内ページも御覧ください。

事前にApp Storeの追加・変更点を把握することで、リリース後のストア上での表示を考慮した上での登録が行なえます。
アプリインストール数増加の取り組みとして、App Storeの登録内容は重要な手段となります。
本記事を参考に、アプリユーザーにわかりやすく、魅力的なストアページを作成しましょう!