【ShortNote vol.27】アプリはもっとも身近な「エンゲージメントチャネル」

メリークリスマス!2024年、今年最後のコラムメールです。今年は皆様にとって、どのような年でしたか?
石川の地震、羽田空港の飛行機炎上で幕を開けた2024年も、まもなく終わりを迎えようとしています。

先週12月16日に、ヤプリではナノベーション、フラーと共催で「App Year End Conference」というイベントを初開催しました。アプリを開発する会社としては、まさにアプリに特化したイベントとなりました。

基調講演では「北欧、暮らしの道具店」を運営するクラシコムの青木社長、「丸亀製麺」を運営するトリドールの南雲様に登壇いただきました。「北欧、暮らしの道具店」はアプリを積極的に活用しており、アプリのダウンロード数は400万、経由売上は7割を超えるという実績を公表しています。トークセッションで青木氏がアプリを含むSNSを「エンゲージメントチャネル」と表現されていたのが印象的でした。(詳細はクラシコムのIR資料をご参照ください)

「販売チャネル」ではなく、「エンゲージメントチャネル」としてとらえることで、アプリやSNSの運用方針も変わってきそうですよね。私自身、今年多くの方々と話をする中で、アプリのダウンロード数やアクティブユーザー数の伸び悩みといった課題を耳にすることがありました。エンゲージメントチャネルの強化はもちろん重要ですが、同時に企業やサービスのブランディングも不可欠だと改めて感じました。「ブランディング」という言葉はよく使われますが、企業としての魅力を高め、製品の品質を向上させ、顧客からの信頼を獲得することで、従業員が発信するエンゲージメントチャネルに顧客が自然と集まるのだと考えています。

来年はヤプリとしても、皆様に注目していただけるような、ワクワクする新情報をお届けできるよう努め、本稿を今年の締めくくりとさせていただきます。 来年もどうぞよろしくお願いいたします。

金子洋平

1979年生まれ。大学卒業後、GMOインターネットにてマーケティング、新規事業立ち上げを経験後、起業。「ファッションメディア」、「ファッションEC」の会社を11年経営し、 2016年よりアプリ運営プラットフォーム「Yappli」の株式会社ヤプリに参画。

 

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