【ShortNote vol.23】優れたCXを実現するためには、EXを高める必要がある

少し分かりづらいタイトルにしました。当社は毎月様々なセミナーを実施していますが、6月17日に実施した飲食店の経営者が登壇するセミナーはご覧になりましたでしょうか?

今回、私がお会いしたかった2名の経営者とお話できる機会に恵まれました。お一人目は猿田彦珈琲の大塚社長、もう一人はカルネヴァーレ(焼肉KINTAN)の鳴坂社長です。両社の店舗は私も何回も利用したことがあり、共に良いお店をつくられる企業だと注目していました。

両者が共に口を揃えて言ったのは、ブランディング。そして、それは従業員に対して行っているということでした。美味しいのはもちろん、企業や店舗をデザインして、働きたい、働くのが楽しいと思うこと(EX)を高めて、それが来店されたお客様に良い接客につながるという考え方です。ブランディングと聞くと、まずはお客様向けを考えてしまいますが、まずは働く人、優れた接客ができる従業員が満足することが大事です。自分が務めている会社やお店を好きな人が、優れた接客をできるのは容易に想像ができるはずです。私も洋服は店舗で購入することが多いですが、良い接客をしてくださる方はみなさんそのブランドが好き、洋服が好きなんだろうと気づきます。

これはきっとB2C、B2Bなど関係なく重要なことだと改めて感じました。働く従業員がワクワクする企業になれているか?改めてその側面からブランディングを考えると、新しい企業、サービスの在り方をどうするべきか見えてくるかも知れません。

金子洋平

1979年生まれ。大学卒業後、GMOインターネットにてマーケティング、新規事業立ち上げを経験後、起業。「ファッションメディア」、「ファッションEC」の会社を11年経営し、 2016年よりアプリ運営プラットフォーム「Yappli」の株式会社ヤプリに参画。

 

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