前回2月のコラムで、今年の冬は暖かいと書いていて、今度の3月はとても寒い日が続きましたね。
季節のずれを感じますし、これまで季節に連動していた商売はスケジュールを改めないといけないですね。
ビジネスをする上で、インターネットでモノを売るECは当たり前になりました。
ECの立ち上げも容易になり、始めようと思えばすぐに始めることができます。
でもここにきてECでモノを売る、お客様に買って頂くのは本当に難しいことだとも感じています。
実際の店舗と違い、商品を触ることができないECでは素材の質感や、雰囲気を直接感じることができません。
香水やコスメなど、香りが購買に必要な情報の場合、どこまでテクノロジーが進化したとしても、店頭の購買体験を超えることは難しいでしょう。
もともと前に買ったことのある商品や、店頭で確認した上でECで買うとかでなければ、お客様の五感を刺激した訴求には限界があると思います。
それに加えて、ECの場合、決済から商品到着までのタイムラグが結構あり、この店で買って良いのか、イメージと違った商品が届いたらどうしよう、などの不安を乗り越えた上で注文する訳です。
店頭であれば、店員さんの接客で不安を解消することもできるし、店頭があるという安心感もあるでしょう。
以前、私がEC立ち上げのセミナーをしているときに、Amazon、楽天など大手ECモール以外で買い物をしたことがあるか?と聞くと、実はほとんどの方が経験がなかったりします。
ECまわりのテクノロジーやツールもどんどん進化していますが、お客様が安心して買い物ができているか?の視点で見直してみると新たな発見があるかもしれません。
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