ノーコードでECサイトを構築できるShopify(ショッピファイ)を解説!

今回はノーコードでECサイトが構築できることで有名な「Shopify(ショッピファイ)」を紹介していきます。
世界175カ国、170万店舗以上(2021年実績)で使われているShopify。

すでに名前を聞いたことがある方も多くいらっしゃるかもしれませんが、なぜShopifyはこんなにも利用されているのでしょうか。その特徴や実際に利用するうえでの注意点にも触れていきます。

Shopifyの魅力
Shopifyの特徴はノーコードで誰でも本格的なECサイトが作成できるということです。100種類近くのベースとなるテンプレートを選択し、写真やカラーを変更するだけでデザイン性の高いサイトを構築することができます。

また、例えばテンプレートにはスライドショーが入っていないけど、スライドショーを追加したいという自由度の高い編集もノーコードで簡単に編集することができます。

そして、デザインだけでなく機能の追加もノーコードでできてしまうのがShopifyの大きな魅力の1つです。Shopifyには豊富なアプリが用意されていて追加するだけで機能を拡張することが可能です。商品レビューを投稿できるようにする、SNSのフィードを表示するというような拡張はそれぞれ要望に合うアプリを追加するだけで対応できます。

このアプリは世界中の企業から提供されており、アプリの豊富さやリリースされるスピードも特徴です。またサイトの作成だけでなく運用にあたって、かかせないサイトの分析もShopify上で行うことが可能です。

Shopifyの集客に役立つアプリ6選!アプリ活用時の注意点も紹介

低コストで運用ができる

ノーコードでクオリテイの高いサイトが作れ、運用面でも充実しているShopifyですが、月額$29〜と低コストで利用することが可能です。
また決済サービスShopifyPaymentも用意されていて決済手数料3.25%〜で使用することができます。(金額や手数料は2022年時点)
初期費用もかからないので、まずECサイトをはじめてみたい時に利用しやすいのもShopifyが選ばれる理由ではないでしょうか。

ノーコードとしてのShopifyの進化

Shopifyでのアプリ開発の基本

Shopifyでのアプリ開発には基本的な手順とツールが必要です。まず、Shopifyの開発者として登録することが求められます。

次に、ShopifyのAPIを利用して、ストアのデータにアクセスしたり、カスタマイズしたりするアプリを作成します。ShopifyのAPIはRESTとGraphQLの2種類があり、用途に応じて選ぶことができます。これらのAPIを利用することで、製品情報の取得や在庫管理、注文処理などが簡単に行えます。

さらに、開発者向けのツールとして、Shopify CLI(Command Line Interface)があります。このCLIを使うことで、新しいアプリの作成、ローカルでの開発環境のセットアップ、アプリのデプロイなどが効率的に行えます。Shopify CLIは、Shopifyアプリ、テーマ、カスタムストアフロントを生成および操作するためのコマンドラインインターフェースツールです。

アプリのフロントエンドには、Shopify Polarisというデザインシステムを使用することをおすすめします。Polarisを使うことで、Shopifyのエコシステムに合った一貫性のあるUIを短時間で構築できます。

最後に、アプリの公開には審査プロセスがあります。Shopifyアプリストアに掲載される前に、アプリがUXガイドラインに違反していないか審査されます。この審査プロセスを通過することで、信頼性の高いアプリとしてユーザーに利用してもらうことができます。Shopifyでのアプリ開発は、基本的なツールと手順を理解し活用することで、効率的に高品質なアプリを提供することができます。

Shopifyを利用する際に気をつけること

便利なShopifyですが利用のうえでは気をつけたほうが良いこともあります。
前述した機能拡張のアプリの利用は、Shopifyのサービス利用料とは別に利用料金がかかるものもあります。月額のサブスクリプション制のものから、販売件数や出荷件数に応じた手数料など料金形態は様々で、アプリを複数利用すると想定よりもコストがかかる可能性があります。
またアプリを複数入れるとサイトの動きが遅くなることもあるので、どのアプリを入れるのか、無料のアプリで代用可能か、必要な要件と予算でアプリの利用を調整するのが良いと思います。
アプリには無料期間が設定されているものが大半なので、無料期間中にとにかく数多く触れてみるのがオススメです。

アプリは海外製のものも多く設定画面やドキュメントが英語であるものも多いのが現状ですが、日本語や日本の商習慣に対応したアプリが国内の企業からも続々とリリースされています。
この進化のスピードを体感できるのがShopifyの楽しさでもあります。
ぜひ1度Shopifyの世界に飛び込んでみるのはいかがでしょうか。

本メディアを運営する株式会社ヤプリは、自社スマホアプリをノーコードで開発できるプラットフォームを提供しています。
アプリリリースまで最短二ヶ月を実現し、感覚的に使える管理画面により、専門知識がない2,3人の担当者で運用可能となっています。

導入実績は800社以上です。
一社に一人が伴走する、弊社カスタマーサクセス部隊はアプリ導入/運用に関する知見を、多く持ち合わせており、定期的に発生するOSのアップデートや、ストアへの申請作業も弊社側でまるっと対応させていただきます。
既にアプリ運用されている方でも、お気軽にぜひご相談ください。

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