【ShortNote vol.17】山の上のパン屋に人が集まるわけ

今年もブラックフライデーが終わりました。最近は日本でもAmazonなどが大々的にプロモーションをすることから、定着してきましたね。このメールマガジンを読んでいる方の中でもブラックフライデーのキャンペーンを実施した会社も多いのではないでしょうか。

私は年間通じて、セールでほとんど買い物をしません。もちろん安く、たくさんのものが欲しいときもありました。ただ過去の経験上、勢いに任せて価格だけで選んだ商品は、その後使わないことが多いですし愛着もありません。また頻繁にセールを行っているお店の定価が怪しく思えて、定価で購入することを辞めることもあります。もちろん、高額の家電やインテリアなどは、もともと目星を付けていてセール時期を待って購入することはあります。

かなり偏った見方をしているかと思いますが、セールをすることで定価で買った顧客、ファンに残念な気持ちを与えていたらブランドとしては考えることは必要だと思っています。

やっぱり企業としては、このお店で買いたい!とセールをしなくてもお客様から支持されるブランドでありたいですよね。

先日、長野に旅行の際、今年「山の上のパン屋に人が集まるわけ」を出版した「わざわざ」に行ってきました。まさに、車でわざわざ向かわないと着かない場所です。平日の午前中に伺ったにも関わらず、お店にはお客さんがいて、私も車の中で食べるためスコーンとクッキーを買いました。小さなお店ですが、こだわりが詰まり、人の温かさを感じられる素敵なお店です。一度、店舗に伺うとネットショップから発信されるコンテンツの見え方も変わると思いました。

金子洋平

1979年生まれ。大学卒業後、GMOインターネットにてマーケティング、新規事業立ち上げを経験後、起業。「ファッションメディア」、「ファッションEC」の会社を11年経営し、 2016年よりアプリ運営プラットフォーム「Yappli」の株式会社ヤプリに参画。

昨今、ファンに愛されるブランドを作ることは、短期的に売上を求めること以上に重要視されているポイントです。
ヤッホーブルーイング様は、そんなファンマーケティングの施策を長年にわたって行なっている企業です。
彼らは、ただ施策を行なっているのではありません。顧客と自社を徹底的に見つめ続ける、地道な努力があったのです。

本資料には、そんなヤッホーブルーイング流のファンマーケティングに関する極意をまとめています。
サクッと読める量ですので、ぜひご覧ください。

ヤッホーブルーイングに聞いたファンマーケティングの極意