モバイルマーケティングを加速させるアプリとは?アプリの種類と特徴を解説

スマートフォンの普及により、アプリの利用率が高まっています。そのため、モバイルマーケティングの手段としてアプリを利用する企業も増えていますが、アプリとはそもそもどのようなものなのでしょうか。アプリと一言で言っても、いくつかの種類があり、それぞれに特徴があります。ここでは、アプリの種類と特徴について解説します。

そもそもアプリとは?

スマートフォンの普及とともに、アプリという言葉もよく聞くようになりました。アプリとは、アプリケーションの略で、元々はパソコンやゲーム、音楽プレイヤーなどのOS上で動くプログラムのことを指します。パソコン用語としてアプリケーションやソフトウェアと呼ばれていましたが、アプリという略語の場合は、主にスマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスで動くアプリケーションのことを指しています。

同じアプリでもiPhoneに使われるiOSとAndroid OSでは作り方が異なり、デバイスに合わせた開発が必要です。顧客の側は、必要なサービスに応じて利用したいアプリを自分でデバイスにインストールして使うことになります。

 

アプリとwebサイトはどう違う?

それでは、アプリとwebサイトは何が違うのでしょうか。

二つを比べてみても、アプリで利用できるサービスの多くがwebサイトでもできることが多く、一見それほど違いを感じないかもしれません。大きな違いとしては、webサイトはブラウザ上で閲覧することがあげられます。つまり、webサイトとはいわゆるホームページのことです。webサイトはブラウザ上で見るため、サイトごとに専用のアプリをインストールする必要はなく、ブラウザ上で検索することで必要な情報やサービスにたどり着くことができます。しかし、webサイトはインターネットに接続していないとそのサービスにアクセスできず、回線スピードによって、サイトにアクセスできるスピードも左右されてしまう点が不自由です。

一方アプリは、一つのサービスに特化して作られているのが特徴で、サービスの内容によって使いやすいようにカスタマイズされています。アプリをモバイルデバイスに一度インストールしてしまえば、インターネットに接続していなくても使えるサービスが多いのです。追加のコンテンツやアプリのアップデートは、必要な時にインターネットにアクセスして取得すればよいため、一回ごとの通信は少なくなり、回線スピードに左右されずに使うことができます。

このように、webサイトとアプリは、できることは共通している場合も多いです。web技術の進歩により、web上でもアプリのように動作するサイトも増えています。しかし、webサイトはモバイルデバイスやOSの機能を全て活用できるわけではなく、web技術のみで作らなければいけないという制約があるのが難点です。これらの理由から、一般的にアプリの方が、機能や速度など優れている面が多いといえるでしょう。

 

モバイルマーケティングに活用できる3つのアプリとは

モバイルデバイスが普及し、インターネット環境が整ってきたことで、ユーザーは欲しいものがある場合にまずモバイルで検索し、そのまま希望の商品を購入することができるようになりました。そのため、モバイルに対応したマーケティングは、購買や宣伝の機会を逃したくない企業にとってますます重要になってきています。モバイルマーケティングに利用するアプリは、ネイティブアプリ、webアプリ、ハイブリッドアプリの3種類に分けられます。その3種類のそれぞれの特徴について、解説していきます。

ネイティブアプリの特徴

ネイティブアプリとは、iOSやAndroidなど、それぞれのOSの機能を直接使用して動作するアプリのことです。モバイルにもともと備わっている機能を全て活用することができ、OSが対応する機能ならば基本的に制約を受けずに開発することができます。ユーザーの利便性は非常に高いですが、そのためには、OSごとに専用の方法で開発しなくてはなりません。

ネイティブアプリを開発するメリットとして、ユーザーの使いやすさを追求したインターフェイスや機能を提供できる点があります。オフラインで利用できることで、利用環境を問わないのもユーザーにとっては便利です。しかし、同じ機能のアプリを作るために複数のOSに合わせて開発を行わなくてはならず、異なるOS間での互換性がありません。またそれぞれのOSの固有の問題に対処したり、バージョンアップにも随時対応したりしなくてはなりません。その点で、ネイティブアプリの開発にはコストがかかるのがデメリットといえます。

webアプリの特徴

webアプリとは、モバイルのブラウザ上でアプリのように動作するwebサイトのことを指します。web技術だけを利用して作られているため、OSを問わずに利用することができるのが特徴です。ユーザーもモバイルデバイスに専用アプリをインストールする必要はなく、webブラウザにアクセスするだけで使えます。そのため、Googleなどでの検索からたどり着くことができ、新規ユーザーが流入しやすいのもポイントです。

各OSに合わせて別々の開発をする必要はなく、web技術のみで開発できるので、作成やメンテナンスに比較的コストがかからないのがメリットです。更新作業もスムーズで、OSのバージョンアップなどに対応する必要がありません。コストや運用の手間を減らしたい場合にはwebアプリがおすすめです。しかし、ブラウザ上での利用になるため、基本的にインターネット接続が必要です。またOS専用の機能を使えないなどの制約があり、機能と使いやすさの面ではネイティブアプリに劣ってしまうのがデメリットといえます。

ハイブリッドアプリの特徴

ハイブリッドアプリとは、ネイティブアプリとwebアプリの両方の利点を活かして組み合わせたアプリです。ネイティブアプリで使えるOSやモバイル固有の機能も利用しながら、主要な部分はweb技術で開発されます。webアプリと同等のものを、対応するOSごとのネイティブアプリの技術でカバーし、操作性を上げているのが一般的です。そのため、ユーザーはネイティブアプリに近い操作性を感じることができ、開発側にとっては、ネイティブアプリほどのコストがかからないのがポイントといえます。

ハイブリッドアプリのメリットは、各OSに合わせた個別の開発の必要が少ないため、開発コストやメンテナンスのコストが大幅に減らせる点です。しかし、基本的な機能がweb技術によって作られているため、必ずしもモバイルやOSの機能を十分に活かすことができないのがネックになります。ネイティブアプリ同様の高度な機能やインターフェイスは実現しにくいのがデメリットといえるでしょう。

 

アプリでのマーケティングは運用と分析がポイント

コストをかけてアプリを開発しても、その後に、実際に使ってもらわなければマーケティングの効果がありません。スマートフォンなどにアプリをインストールしても、使わないで放置してしまうユーザーは意外と多く存在します。できるだけユーザーに頻繁にアプリを使ってもらうためには、継続的にアプリを改善して、ユーザーの満足度をキープする必要があるでしょう。そのためには、ユーザーがどんなふうにアプリを利用しているのかを把握することが大切です。

アプリの利用状況を把握するには、ユーザーの運用データを取得するための機能をアプリに組み込む必要があります。これによって、ユーザーがどの機能をどの程度活用しているかがわかり、分析結果をもとに改善策を立てていくことができます。しかし、運営データの取得や分析には、そのためのノウハウが必要です。自社にそのノウハウや人材が不足している場合には、運用データの取得と分析をおこなってくれるアプリ会社に依頼する方法もあります。

アプリを活用してマーケティングを加速させよう

モバイルマーケティングでは、それぞれのアプリのメリットとデメリットを把握し、自社に適したアプリを開発することが大切です。そして、開発した後の運用にも注意を払う必要があります。アプリ運営プラットフォームの「Yappli」は、迅速なアプリ開発や、その後の運用や分析もしっかりサポートしてくれますので、自社でのアプリ開発や運用に不安を感じる方は、マーケティングを加速させるために利用してみてもよいかもしれません。