【ShortNote】ユーザー体験はちょっとしたことで大きく変わる(2022年7月4日配信分)

まだコロナの脅威は無くなってはいないものの、会食や出張が徐々に許される状況になってきました。
筆者も先週、久々に飛行機に乗って、福岡出張に行ってきたのですが、空港でのとあるユーザー体験が大きく変わっていました。

今までは、保安検査場でPCを毎回トレーに出さなければならず、とても煩わしかったのですが、今回からそのフローがなくなっており、スマートなユーザー体験に進化していました。ちょっとした動作なので気にならない方もいるかもしれませんが、出張のときは荷物が多いし、衣類などを詰め込んだバックパックからPCを取り出すのは、実際やってみると案外手間がかかるもの。

そんな、「気になる人は気になる」という絶妙な手間をしっかり省いてくれるのは大変ありがたいのです。

絶妙な手間と言えば、スマートフォンなどのケーブル問題。
USBケーブルも多くがUSB-Cに切り替わり、ほとんどのデバイスが対応しています。

その中において独自路線を走っていたiPhoneのLightningケーブルでしたが、ITmedia NEWSの記事によると、欧州連合(EU)の法律で規制される動きがあるようです。

2024年秋施行とのことなので、iPhone15くらいからでしょうか。
Appleはこの法案に反対しているようですが、長きにわたり独自規格を続けてきたLightningケーブルともお別れし、煩わしいケーブルの使い分け問題から解放される日が来るかもしれませんね。

金子洋平

1979年生まれ。大学卒業後、GMOインターネットにてマーケティング、新規事業立ち上げを経験後、起業。「ファッションメディア」、「ファッションEC」の会社を11年経営し、 2016年よりアプリ運営プラットフォーム「Yappli」の株式会社ヤプリに参画。