【ShortNote】20年以上ぶりに、絵を描こうと思った(2022年10月3日配信分)

 

「Midjourney」や「Stable Diffusion」といった、キーワードや文章を入力するだけで、AIが自動で絵を生成するサービスが注目を集めています。
自分のイメージ通りの絵をAIに描いてもらうためにはキーワードの入れ方にもコツが必要で、優れたキーワード入力方法は、ある界隈では「呪文」と呼ばれていたりします。

私自身は美術の成績はからっきしで、自発的に絵を描こうなんてこれまで思ったこともなかったのですが、先日初めて、Midjourneyを通じて自分の絵というものをつくってみました。

 

その時に感じたのは、「何を描こうか」とあれこれ考えることの面白さ。どんな絵を描こうかなんて、小学校の美術の授業以来考えたこともなかったので、そこから20年以上もの時を経た今になってそんなことを考える機会が、とても新鮮なものに感じたのです。

そんな経験ができたのも、誰でも簡単に絵が描けるようなサービスがあるからこそ。自分にはできなかったことができるようになったときに生まれる、創造力。それがすぐ何か意味を成すものに昇華するかはわかりませんが、こういった体験を手を伸ばせばすぐ味わえることが豊かな社会の一つの形ではないかと、私は思います。

 

さて、今年もヤプリのイベント「Yappli Summit」が始まります。今回のテーマは「&Easy」。つまり、“簡単さ”のポテンシャル。皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。

 

※本記事は、yappliで配信をしているコラムメール「ShortNote」で配信をしたコラムを転載しております。

和泉真

大学卒業後、コピーライター/プランナー/クリエイティブディレクターとして複数の広告会社を経験。三越伊勢丹や東急ハンズ、東急百貨店やJINSなどの広告プロモーションやブランディング施策の企画・制作を担当。2021年にヤプリに入社し、マーケティング担当としてコンテンツマーケティングなどに取り組んでいる。