住友ゴム労働組合
書記長
村松 裕也 氏
副書記長
阿部 浩二 氏
神戸支部 書記長
脇田 泉 氏

全国の現場で働く
ノンデスクワーカーの
「働きやすさ」を
アプリで改善する

yappli UNITE
この事例の結論・要点
  • 動機
    • 半数以上の組合員がノンデスクワーカー
    • 従来の組合員向けサイトは使いづらい
    • UNITEの“使いたくなる”デザインに感動
  • 活用
    • 各支部の取り組みなどをアプリに集約
    • アプリから本の貸し出しなども可能
    • 組合員向けのアンケートも実施
  • 効果
    • 現場の組合員も気軽に情報を取得
    • 約半数の組合員が能動的にDL
    • 組合内のサービス利用率が向上

抱えていた課題

全国のノンデスクワーカーとの
情報共有に課題があった

住友ゴム工業株式会社は、「ゴムの先へ。はずむ未来へ。」をスローガンに、タイヤ事業やスポーツ事業、産業品事業を展開しています。その中で私たちは、住友ゴムの労働組合員として所属しており、企業の発展と従業員の幸福追求という共通の目的に向け、労使一体となって働き方改革の推進などに取り組んでいます。アプリを開発する背景にあった主な課題は、組合内での情報共有の効率性を改善するため。全国の組合支部は基本的に住友ゴム工業の生産拠点に併設されており、全国に5千人を超える組合員がいるのですが、その半数以上がいわゆる“ノンデスクワーカー”です。各拠点に設置されているパソコンを、数十人の従業員が互いに譲り合いながら使うという状況で、組合員向けのホームページはあり、そこで組合の活動などについて発信していたのですが、「パソコンを頻繁に見ない」「たまにしか見ないからパスワードやIDを忘れてしまう」という組合員が生まれてしまっていたことが課題でした。これまでは紙媒体も使って発信したものの、印刷にかかる時間もあるので情報の鮮度はどうしても落ちますし、印刷代もかかります。また、時代的にもアナログな媒体はもう適していないと思ったので、ホームページとはまた異なる、デジタルを活用した有効な策はないかと色々検討した結果、組合員一人ひとりが持っているスマートフォンで情報をチェックできるアプリを開発するということになりました。

Yappli UNITEを導入したきっかけ

他とは一線を画すデザイン性で、
満場一致でUNITEに決定

その後、アプリ開発サービスを何社か検討したものの、その多くは抱いていたイメージとは違いました。アプリとは言いつつ、サンプルデザインを見てみると「スマホでモバイルサイトを見ているのと何が違うんだろう…」というものが多かったのですが、初めてYappli製の他社さまのアプリを拝見した時に「これはアプリっぽい!」と思いました。運用していた組合員向けページのデザインは、お恥ずかしながら何十年も前のものと言っても過言ではなく、それが組合員たちの情報取得へのモチベーションを下げていた要因の一つだと思うので、パッと見た瞬間に使いたいと思えるレベルのデザインになっているかどうかは重要でした。また、実際の使用感、つまりUXデザインも洗練されていて、これなら組合員たちも積極的に使ってくれそうだと感じたのです。また、運用者目線でも、自分たちで無理なく管理・更新できそうだと思えたので、すぐに具体的な話を進めさせていただきました。そして、私たちのアプリのプロトタイプ版を見た時にもやはり、あらゆるデザイン性が満足いくもので、組合内からも不満の声は一切なく、満場一致でYappli UNITEにしようとなりました。また、具体的な機能で言うと、プッシュ通知も魅力的でした。共有する情報の鮮度が課題の一つだったので、組合員にとって有益な情報を、知って欲しいタイミングでダイレクトに送れるという機能にはとても惹かれるものがありました。

アプリの活用方法

情報共有からコミュニケーションの
活性化までアプリが活躍

各支部の活動内容の発信をアプリ上で行っているほか、労働組合で提供している福利厚生の申請をアプリ上でできるようにしました。日頃アプリを管理している組合員は、合計8人ほど。本部メンバーに加え、各支部にも運用担当者がいるので、各支部の活用内容については、担当者に内容の編集から公開までを任せています。あまり厳密なルールは設けず、発信する内容もそうですし、例えばプッシュ通知の頻度なども含めて自由にアレンジしても良いという運用体制にしていますが、特に滞りなく運営できているので、Yappliの使いやすさを皆が実感していると思います。また、例えばバーベキューなど、業務外で実施する組合員向けイベントの案内や、組合員へのアンケートも実施しています。組合員同士の繋がりを強化することも目的の一つなので、アプリを通じて、組合員たちのエンゲージメントが高まる機会を提供できればと思っています。そして、アプリデザインのポイントの一つが、住友ゴム労働組合のマスコットキャラクター「てってくん」をアプリの至るところに配置していること。元々このキャラクターへの社内認知度が高かったこともあり、様々な情報発信にてってくんを紐付けることで、「この情報は労働組合に関するもの」とすぐにわかるようにしています。今後、労働組合の取り組みをより多くの従業員に知っていただくためにも、てってくんは積極的にアピールして行きたいところです。

効果と今後の展望

アプリを通じて、組合員たちの
エンゲージメントを高めていきたい

アプリのダウンロードは強制ではないのですが、既に半数以上の組合員がダウンロードしていて、この結果には手応えを感じています。特に積極的にダウンロードを促している支部では、ダウンロード率が70%を超えており、アプリの価値をしっかり理解してくれた方の多くはダウンロードしてくれているのかなと思います。また、労働組合内で管理している書籍を貸し出す施策を以前から行っていたのですが、アプリから利用できるようになったことで利用者が増えるなど、組合に対する組合員のエンゲージメントが高まるきっかけをつくれている実感があります。また、産休に入った従業員は自宅のパソコンからだと各種情報を見れなかったのが、アプリによって見れるようになったので、産休明けにスムーズに復帰できると言う声もありました。また、アプリをローンチしたことが業界新聞に取り上げられました。これまで労働組合関連では取り上げられたことがなかったので、業界内での注目度も高まっているのかなと思います。今後の展望については、引き続き必要な情報を発信していきたいと思っています。まだまだ私たちの取り組みをあまり知らない組合員も多いので、アプリの価値をきちんと説明してダウンロードを促したいですね。また、ゆくゆくは分析にも注力したいと思っています。組合員にとって、どの情報が価値があるのかをデータから判断し、日々発信する内容に活かしたいと思います。

住友ゴム労働組合
住友ゴムグループは1909年に創業し、独自のゴム技術を駆使して「DUNLOP」「FALKEN」をメインブランドとする乗用車用をはじめ、トラック・バス用、モーターサイクル用など各種タイヤの製造・販売を行うタイヤ事業を中心にスポーツ事業、産業品事業をグローバルに展開している。住友ゴム労働組合には5千人以上の組合員が所属し、企業の発展と従業員の幸福追求という目標に向けた活動を行っている。
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