あなたのアプリはなぜ削除されるのか、再インストールを促進するコツとは

アプリマーケティングにおいて、リテンション(既存ユーザーの維持)に重点を置くところも多いだろう。休眠ユーザーを掘り起こすことも重要だが、見落としがちなのがすでにアプリを削除してしまったユーザーたち。実はアプリに大きな不満があるわけではなく、単にしばらく使っていないから削除したというユーザーも多いようだ。

新規ユーザーの開拓がある程度落ち着いたときでも、こうした削除済みユーザーを再度アクティブ化できれば、アプリの利用者数も大きく伸ばせるはずだ。そこでまずユーザーがアプリを削除する理由を探りつつ、再インストールを促進できるかという対策を探っていこう。

あなたのアプリがアンインストールされる理由

ジャストシステムの調査によれば、アプリをアンインストールする理由として以下の項目が上位となっている。(※1

1位 定期的に使わなくなったアプリはアンインストールしているから(39.8%)
2位 実際に操作してみたときに操作しにくかったとき(39.7%)
3位 住所などの個人情報の登録を求められたとき(27.4%)
4位 起動に時間がかかったとき(22.1%)
5位 プッシュ通知が頻繁に届いたとき(20.6%)

1出典:https://markezine.jp/article/detail/23191

なお、「OSアップデートにあわせてアプリを削除するユーザーが多い」という調査結果もある。この調査によると、iOSアップデート前後で半数近くのユーザーが「いくつかのアプリを削除する」と回答。特に3か月以上使用しないアプリが削除対象になりやすいことがわかっている。(※2

2出典:https://marketing-rc.com/report/report-application-del-20141017.html

こうした調査結果を見ると、重大な問題があって削除するというケースより「何となく使わない」「使いづらいから削除する」という理由が多数ということがわかる。操作性や起動時間など、アプリのユーザビリティ面の影響も大きい。

つまりアプリの機能やユーザビリティを改善し、その取り組みがユーザーに伝われば再度使ってもらえる可能性が高いとも言える。実際に「アプリを削除したユーザーの約4割が再インストールしている」というデータもある。(※3

こうしたユーザーに今までアプローチしていなかったというアプリ担当者も多いのではないだろうか。今後は休眠ユーザーの掘り起こしとともに、アプリを削除したユーザーにも取り組むべきだろう。

3出典:https://www.adjust.com/ja/blog/unmasking-uninstalls/

アプリを再インストールしてもらうためとは

そもそもどのくらいのアプリユーザーがアンインストールしたか、休眠しているかなどを把握していないと、対策の検討は難しい。まずアプリの効果測定ツールを使っていない場合は早急に導入を進める必要がある。

休眠ユーザーと違い、アプリをアンインストールしたユーザーにはプッシュ通知が使えないのも痛い。もしECなどで会員組織を持っている場合は、あらためてメールやDMなどほかの手段でアプリの告知を行っていきたいところ。

また、アプリ広告を使ってアプリのインストールを促す方法も考えたい。多くの広告配信ネットワークではリテンション広告に力を入れている。削除済みユーザーにセグメントできるケースは少ないものの、削除済みユーザーも含めあらためてターゲティングを行い、再度アピールする方法も検討しよう。

アプリ再インストールのきっかけになるプロモーション企画も検討したい

リテンション広告などを使った再インストール促進策を検討する場合、あわせてアプリをインストールするきっかけ作りも必要だ。クーポンなどの特典も効果が高いと思われるが、継続して利用してもらうことが大前提。そのためアプリを改修して新機能を拡充する、という取り組みも有効だ。旧アプリで対応できなかったことが可能になれば、再インストールにつながりやすいはずだ。

つまりアプリの再インストールを促進するためには、広告などのプロモーションとあわせアプリの機能追加がしやすい体制も必須と言える。Yappliのようにタイムリーな機能追加が可能なアプリ開発プラットフォームを導入すれば、開発だけではなくアプリマーケティングの幅も広がる。



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