開封率はメルマガの3~5倍!アプリのプッシュ通知成功事例に学ぶコツ

メルマガの開封率が平均で約10%と言われているが、スマートフォンアプリのプッシュ通知は約30%~40%と言われている。圧倒的な到達率の高さは、大きなメリットだろう。

しかし大量のプッシュ通知を続けるだけでは、効果が出ないだけではなくユーザーにアプリを削除されてしまうリスクが高まる。ここは担当者としては悩みどころだ。

まずはプッシュ通知で成功しているアプリ事例を参考にしてみてはいかがだろうか。ECを含めた国内外のアプリ事例の中で、プッシュ通知をうまく活用している3事例を紹介しよう。

ユーザーの関心にあわせてプッシュ通知をカスタマイズ!アメリカABC Newsのアプリ事例

アメリカ3大ネットワークの一つABC Newsのアプリは、パーソナライズ戦略で成功した事例だ。ユーザーが関心のあるテーマを登録すると、関連したニュース配信時にプッシュ通知が送られる。(重要なニュースは関心ありなしに関わらず通知)

パーソナライズ化によってニュース記事によっては、スマートフォン経由の視聴率が全体の80%以上になったという効果を上げている。

参考情報:https://www.mobilemarketer.com/ex/mobilemarketer/cms/news/messaging/16748.html

交通規制情報を、行動データをもとにプッシュ通知!ナビタイムのアプリ事例

交通情報を提供するナビタイムのアプリでは、横浜マラソン開催時にプッシュ通知を利用。ドライバー向けにタイムリーな情報を発信することで効果を上げている。

横浜マラソンは首都高がコースに含まれることもあり、複雑な交通規制が行われる。そこで過去に対象エリアを走行したユーザーを抽出し、プッシュ通知を実施。他の告知と比べて高い開封率につながった。

参考情報:http://consulting.navitime.biz/pdf/monograph_20160809_01.pdf

かご落ちプッシュ機能でアプリ経由のEC売上を引き上げ!神戸レタスのアプリ事例

アパレルブランド「神戸レタス」(株式会社マキシム)では、アプリのプッシュ機能を活用してEC売上アップにつなげた成功事例だ。

神戸レタスではスマートフォンアプリの改修をきっかけに、プッシュ機能を活用。ただし企業からの一方的な告知にならないよう、ユーザー目線を重視している。

担当者も「お客様の立場になって、この通知を受け取ったら開きたくなるかな、楽しくなるかな、ということを考えて配信をしています」と語る。

またECでは、ユーザーが商品を買い物かごに入れたままになり、購入に至らないケースも多い。最近ではこの「かご落ち」に対してプッシュ通知を行い、フォローできる「かご落ちプッシュ通知機能」に注目が集まっている。

神戸レタスではかご落ちプッシュ機能を利用した結果、アプリ経由売上の約6%アップを実現している。

参考情報:https://yapp.li/blog/2017/05/31/%E3%80%90%E6%A9%9F%E8%83%BD%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%80%91%E5%A4%B1%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%9F%E5%A3%B2%E4%B8%8A%E3%81%AE%E5%BC%95%E3%81%8D%E4%B8%8A%E3%81%92%E3%81%AB/

アプリ成功事例の共通点は、「パーソナライズ化」

成功しているプッシュ通知事例に共通するのは、ユーザーごとに「パーソナライズ化」しているという点だ。つまり今プッシュ通知においても、ユーザーの関心や行動履歴をもとに、コンテンツの内容を変えたりタイミングを調整したりできるかが成功のカギと言えるだろう。

アプリ制作ツールを選ぶときもパーソナライズ化できるかどうか、機能をチェックしておきたい。