【イベントレポート】「Yappli Summit 2017」新機能発表会、アプリマーケティングの進化を導く5つのテーマ


2017年10月20日、東京ミッドタウンにて「Yappli Summit 2017」が開催いたしました。株式会社ヤプリ代表取締役 庵原保文による、今後Yappliに搭載予定の新機能発表、およびそれら機能をすでに利用中の「神戸レタス」を運営する株式会社マキシム取締役の林純司氏、「ロペピクニック」を運営する株式会社ジュンの坂井拓郎氏からその効果や使用感などが報告されました。
また、Yappliの効果測定ツールとして導入されたAppsFlyerについて、AppsFlyerカントリーマネジャー 大坪直哉氏が解説を行いました。

Yappliの進化を導く5つのテーマ。「パーソナライズCRM」「UI・UX」「O2O」「ECの進化」「データの進化」

庵原 改めて弊社Yappliのサービスを簡単にご紹介します。Yappliはアプリの作成・運用・分析がオールインワンに備わったクラウド型アプリ運営プラットフォームです。特徴は3つあり、1つ目が、プログラミング不要で素早くアプリを作れること、2つ目は、UIが直感的で運用、編集、修正などがしやすいため、自社でのPDCAを高速化できること、そして3つ目が、クラウドサービスのため新しい機能をどんどん提供できることです。OSのバージョンアップにも素早く対応していますので、アプリが陳腐化せず常にフレッシュな状態で提供可能です。こうした技術を武器に、皆さまのモバイル戦略を成功に導くアプリ運営プラットフォームがYappliです。

本日はYappliの新機能について、5つのテーマに沿って発表いたします。1つ目はパーソナライズCRMです。アプリがCRMの接点となる機会がますます増えていますので、よりパーソナライズされたコミュニケーションのための機能を重視しています。2つ目は、UI・UXです。やはりアプリは「サクサク動く」などのユーザー体験が非常に重要です。3つ目がオムニチャネル、O2O(Online to Offline)の機能です。この分野はわれわれのお客さまの割合も最も大きく、重点的に開発しています。4つ目はECの進化、そして5つ目にデータの進化についても発表いたします。

柔軟な情報取得とプッシュ通知で、よりパーソナルなアプリ体験を

庵原 1つ目のパーソナライズCRMについてです。まずアプリを立ち上げると開く、「フォーム機能」についてご説明いたします。

こちらから、性別、誕生日といった一般的な属性はもちろん、お気に入りの店舗や興味関心といったさまざまなお客さまの情報を取得できます。ラジオボタンやチェックボタンなどさまざまなパターンが可能で、柔軟な情報取得ができます。

例えばイソジン様のオウンドメディアでは、都道府県の情報を取得されています。このエリア情報は、感染症予防のためのプッシュ通知をエリア別で送るために使われています。こうした試みによって、消費者とより直接的な接点を持つことにつながっております。

管理画面では、ホームにある各項目を登録できるようになっています。ここでは例として、お気に入り店舗を入れていく画面を表示しています。この項目はホームに合わせて追加でき、項目の有効ボタンを押すと管理画面上でアクティブになるという機能になっています。このようにホーム機能は非常に柔軟で、どんな情報でも取得可能になっています。

またホームで登録した情報にセグメントをかけ合わせたプッシュ通知も可能です。通常のプッシュ通知は、テキストと画像を登録し、リンクを指定するものですが、セグメントを絞り込むボタンでさまざまな条件を指定できます。

例えば居住地域に「東京」と登録した人だけに絞り込んだり、さらに興味関心もかけ合わせて「東京に住んでいて、キッズアイテムに興味がある人」といった設定ができます。条件にあてはまる人が何人いるかを確認した上で、パーソナライズされたプッシュ通知を送ることが可能です。実際にプッシュ通知を送る前に、プレビューで内容を確認することもできます。

われわれはこのセグメントプッシュをさらに進化させ、オートプッシュという新機能を11月1日にリリースします。オートプッシュはアプリの中でマーケティングオートメーション(以下MA)を実現する機能で、例えば誕生日の30日前のユーザーや、一定期間使っていない休眠ユーザーというシナリオを設定し、シナリオ通りにプッシュ通知を自動配信できます。各マーケティングシナリオに沿って自動的にプッシュ通知を送るので、管理画面に入る必要がありません。

左上にマーケティングシナリオのタイトル、例えば「誕生日プッシュ」と入力します。

次に入力項目が3つあり、左からプッシュ通知を打つタイミング、通知を打つのは全員なのか男女属性別なのかという通知の対象、次に通知内容、つまりクリエイティブです。

タイミングの設定で、例として「誕生日前月1日の13時」と設定します。次に通知の対象、今回はユーザー全員を選択します。最後に、通知のクリエイティブとして、画像、テキスト、リンク先などを指定し、登録完了です。保存したら、プレビュー用アプリに確認のプッシュ通知を打ち、確認して問題なければ管理画面に戻って配信開始ボタンを押すと、ユーザーにプッシュ通知が送られます。また左上の「プッシュリスト」では、自分がどんなシナリオを設定しているかを確認できるようになっています。以上がオートプッシュです。

11月の第1弾として設定可能なシナリオは、誕生日のシナリオです。新しいシナリオも現在開発中ですので、ぜひご期待ください。こちらはセグメントプッシュをすでにご利用いただいているお客さまには無料で提供可能です。

次に、ジオフェンシング技術を使った行動ベースのプッシュ通知です。管理画面のGoogle Map上で特定の場所を指定し、そこから100mから5kmまでの範囲を設定して、その範囲に人が入ってきたらプッシュ通知を打つ技術です。オンラインだけでなくオフラインでも、ユーザーの行動に合わせたワンツーワンのプッシュ通知が可能です。

次にMA連携です。昨今のMAは、ひとつのチャネルで完結せずさまざまなチャネルをまたいでお客さまにアプローチします。Webやメルマガ、SNSやスマホなどのチャネルがありますが、実際はWebとメルマガだけで終わってしまうことも多々あります。われわれは今の時代、アプリという接点なくしてカスタマージャーニーは完成しないと考えており、MAとYappliを組み合わせることでこの問題を解決したいと思います。

具体的には、まずMAのSDKをYappliの中に組み込むことが可能になりました。YappliとMAの間で情報の受け渡しが可能になり、MAの管理画面からYappliに対してのプッシュ通知配信も可能になっています。第一弾として、SalesforceのMarketing Cloudとの連携をすでに実装、提供しております。サンリオエンターテイメント様のサンリオピューロランド公式アプリで、Marketing CloudとYappliが連携し、カスタマージャーニーに応じたアプローチが可能になっています。

リクエストに応えた便利機能から、購買意欲を高める動画まで、UI・UXの進化

庵原 次に、UI・UXの進化について、6点ほどございます。1つ目は長らくお待たせしました、「お気に入り」機能です。

画像の下にお気に入りボタンを置き、登録できるようになりました。料理はもちろん、ファッションのコーディネートなどに使えるのではないでしょうか。そしてこちらがお気に入り登録された一覧ページで、画像をスワイプすると動きます。画像を下に引くとまた一覧に戻るという、流行のUI、UXを取り入れています。

またこちらもご要望いただいていた、左右に動くカルーセルを提供開始しました。手動と自動の両パターンあり、自動の場合は3秒、5秒、7秒と秒数を細かく設定可能です。

こちらは既存のものですが、オリジナルの画像をタブバーのアイコンとしてご利用いただけるカスタムアイコンの機能もあります。ニューバランス様では、すでにマイページのアイコンを自社ブランドのアイコンにされています。これによって、ファンアプリとしてより効果を発揮できると考えております。

次に地味ながら便利な機能、テキストコピーです。これまでYappliのネイティブページではコピーができなかったので、クーポンコードなどは紙に書く必要がありました。それを解決するのがテキストコピーです。WebサイトやECサイトでのキャンペーンや、クーポンコードに利用でき、購入率向上につながると考えております。

次にポップアップ機能です。画面のネイティブページの任意の場所からポップアップを表示させることが可能です。WEGO様のアプリですでに実装提供されています。

WEGO様では、ポイント連携と新規会員登録の分岐にこのポップアップを使われています。わざわざ次のページまで行かせたくない場合、例えば分岐やちょっとした告知、クーポン提示といった場合に、より良いユーザー体験を提供できると考えております。ネイティブの任意の場所からポップアップを呼び出す機能もあります。

ディティールが伝わる動画で滞在時間20%向上も

庵原 最後にエンベッド動画です。こちらも今年リリースして一番評判が良かった機能のひとつです。ネイティブページの任意の場所に、購買意欲の上がるような美しい動画を貼り付けられます。「神戸レタス」を運営されている株式会社マキシムの林様が今日いらっしゃっていますので、ご登壇いただき、この動画についてコメントいただければと思っております。林様、簡単に会社紹介のほうをお願いできますでしょうか。


株式会社マキシム 林氏

林氏 われわれは神戸レタスというレディースのファッションサイトを運営しておりまして、名前の通り会社は神戸にございます。実店舗も4店舗ぐらいありますが、ほとんどがECとなっています。

庵原 神戸レタス様では、今年の夏に水着のキャンペーンで動画を多用されていましたが、なぜここに動画を使おうと思われたのか教えていただけますか。

林氏 われわれはこの春にC CHANNELと提携したのですが、その中で動画コマースに注力する方針を掲げており、まずは動画映えする商材として水着を選びました。

庵原 やはりこういった素材感が重要な商材では、動画が効果的ですか?

林氏 そうですね。水着などは特にテンションが伝わると言いますか、わっと盛り上がって、じゃあ買っちゃおう、といった心理があるのではないかと思います。

庵原 全画面動画や商品ページ掲載といった形で、いろいろな動画を使われていますが、実際の効果や反響に関しては滞在時間が20%ほど伸びているといった数字も出ています。他に何か実感されている効果や反響はあるでしょうか?

林氏 お客さまからはすごく印象に残るとか、可愛い、雰囲気が伝わる、といった声をいただいています。動画は静止画より詳細なディティールや雰囲気が短時間で伝わるので、記憶に残りやすいのだと思っています。

庵原 これからますます動画コマースに注力されていく予定ですか?

林氏 はい、ファッションは特にディティールや雰囲気が重要ですので、どんどんチャレンジしていきたいです。

庵原 林様、ご登壇ありがとうございました。以上UI・UXの進化について6つほどご紹介いたしましたが、料金は全て無料で、ほとんどが2017年11月に提供開始です。

オムニチャネル・O2Oの4種の神器。「クーポン」「ポイント」「バーコード」「スタンプカード」

庵原 次に3つ目のオムニチャネル・O2Oの進化についてです。今回、われわれがオムニチャネル・O2Oの「4種の神器」と考えているものが全てそろいました。クーポン、ポイント、バーコード、スタンプカードの4つです。クーポンとポイントは既存のものより高度に進化し、バーコードとスタンプについては新機能となります。

まずは高度化したクーポン機能です。

利用確認のポップアップに「はい」と押すと、カウントダウンが走りながら点滅します。これは、店頭の方が点滅を確認することで、偽造防止ができるためです。またカウントダウンは、購買意欲の最後の一押しに役立つと考えております。

次にポイントカードです。例えばWEGO様では、ユーザーがログインするごとに1日1回、2ポイント付与されています。これによってWEGO様のポイントカードのアクティブ率は非常に高く、アプリが活発に使われることで業績も上がっています。

次に新しい機能、バーコード、QRリーダーの機能です。こちらは釣具大手のキャスティング様で利用されています。

実店舗で買わなくてもバーコードを読み込み、後でECサイトで買うという、まさにオムニチャネルな機能を提供しております。QRコードも読めるようになっており、こちらはマルイ様の新業態「店舗では試着するだけの婦人靴販売」の中ですでに活用されています。お客さまが試着して気に入ったものがあればQRコードを入手し、後でECで購入することを公式アプリで可能にされています。このようにバーコードリーダーやQRコードを活用することで、店舗でのアプリ利用がますます活発になると考えています。

続いてスタンプカードです。こちらはポイントシステムのような大規模な投資をしづらいお客さまにとって非常に有効だと思っています。Yappliのスタンプカードは、背景、スタンプ、特典、それぞれにオリジナルのデザインという3つのレイヤーがあり、他にはない独自のスタンプカードが実現可能です。管理画面では、3つのレイヤーに対して画像を入れたり、デザインを設定したりできます。

ポイントカードは、画面のどこにでもリンクを張ることが可能です。カードの最下部に表示された読み込み用のカメラを起動しQRコードを読み込むと、スタンプが追加されます。

スタンプカードが貯まった際の特典の画像も自由に設定できますし、Yappliのクーポン機能でも、外部のWebサイトでも、どこにでもリンクできます。クーポン機能は、画像をタップするとクーポンの方に移動し、使った後で元のページに戻ると、新しい空のクーポンが用意されます。また過去のスタンプにも戻れるようになっています。

ECの進化で、アプリと購買はより密接に。越境ECにも対応

庵原 次にECの進化についてです。最初に、ネイティブの画面に検索窓の設置が可能になりました。従来はWebビューでサイトに行かないと検索できませんでしたが、新機能ではYappliのネイティブのトップページや任意の場所に簡単に検索窓を設置できます。

MIX.Tokyoのアプリでは、例えば「フリース」と検索すると、キーワードがパラメータとしてECサイトに引き継がれ、検索結果が表示されます。

またネイティブの画面で、購入履歴を表示させることが可能になっています。すでにチュチュアンナ様の公式アプリで実装提供を開始しており、画像やデザインの自由度も高くなっています。

海外展開でも使える機能をご用意しています。「越境EC」といえば、ECの事業を展開されている企業では注目のキーワードではないでしょうか。この海外仕様のアプリは、OSの言語の設定に合わせてページを表示できます。Yappliの管理画面のプルダウンメニューを選択し、言語別の管理画面の作成が可能です。日本語以外に、英語、中国語、ポルトガル語などが入っていますが、それぞれ管理画面を分けており、英語は英語のコンテンツを入れ、中国語は中国語のコンテンツを入れるといったことができます。アプリの方も言語設定に合わせて管理画面を引き当てることができ、例えば英語圏の人には英語版の管理画面のページが表示されるといった機能になっています。1つのアプリで多言語対応できるので、越境ECなどで非常に有益な機能です。またApp StoreやGoogle Playといったストアも言語別に設定可能です。これについては管理画面に言語別のフラグが立っていますので、そこにプロモーションのテキストを入れるといったことになります。

アプリのデータは宝の山。新たな分析機能で顧客インサイト発掘を

庵原 次にデータの進化です。われわれはこれまでも、Google AnalyticsのSDKを組み込んでプッシュ通知開封率やクーポン利用率などを測っておりました。このデータ分析機能をさらに高度化させるべく、新たにイスラエルのAppsFlyerを組み込みました。
このAppsFlyerを積極的に使ってプロモーションを展開されている株式会社ジュンのロペピクニック坂井様と、AppsFlyerのカントリーマネジャー大坪様にご登壇の上、コメントをいただきます。最初に大坪様から、AppsFlyerの概要を教えていただけますでしょうか。


AppsFlyer 大坪氏

大坪氏 AppsFlyerは2011年にイスラエルで創業された会社で、世界で最も使われているモバイル広告効果計測ツールを開発しています。世界シェアは70%で、日本でも300社以上にご導入いただいています。

庵原 AppsFlyerの特徴を説明していただけますか。

大坪氏 3つあります。まずインストール効果測定ですが、これは外部で行ったプロモーションの効果を中と結び付けて効果測定できるものです。オーガニックももちろん計測できます。それからDMP(Data Management Platform)など、外部との接続です。アプリの情報以外のさまざまな情報をマージするために1回プールする、例えばトレジャーデータのようなDMPにデータをつなげて蓄積していくことができます。3つ目はデータの資産化です。ユーザーにとって一番のインターフェースであるアプリならではの情報を、Yappliでアプリ開発されている方は資産として活用できるということです。

庵原 ありがとうございます。それでは坂井様、ロペピクニックについてご説明いただけますでしょうか。

株式会社ジュン 坂井氏

坂井氏 株式会社ジュン、ロペピクニックの坂井と申します。レディースのブランドで、直営店舗、アウトレットを合わせて140店舗、ECも含めると約150店舗で展開しています。私は、ECサイトの運営管理と販促全般を担当していて、アプリに関してはYappliにご協力いただいています。

自社アプリデータの分析で見えた、驚きのロイヤルユーザー獲得チャネル

庵原 インストール順のランキングはどうしても店頭や自社サイト、Facebook、Twitterという媒体の規模順、または予算投下順になるのが普通ですが、意外だったのは媒体の質を評価する「ロイヤルユーザー順」でソートした結果です。オーガニックが1位だと思っていましたが、実際は広告が1位でした。

坂井氏 アクティブユーザーが多いという定義で、圧倒的に1位でした。

庵原 ロイヤルユーザーの定義はリテンション、つまりアプリをダウンロードした後何回起動しているかということですね。

大坪氏 ここでは「アプリを3回以上起動したユーザー」がロイヤルユーザーになっていますが、アプリセッティングのところで定義は自由に変えられます。

庵原 広告がオーガニックより高かったのは衝撃ですが、これは1カ月以上やっているキャンペーンなので一過性のものではなく、信ぴょう性は高いです。さらに2番目もオーガニックではなかったのですね。

坂井氏 あるインフルエンサーが2番目でした。「お洒落ママ」というか、お子さんがいてもお洒落でいらっしゃる方です。上位に来るインフルエンサーは他にもこの層が多いのですが、AppsFlyerを使わなければ、その属性にわれわれの広告が刺さっていることに気付かなかったと思います。

庵原 これが分かると、こういった人を囲いたくなりますね。

坂井氏 はい、何らかの仕組みで実現できればと考えています。

庵原 次に、2番目です。AppsFlyerとアプリを組み合わせると、いろいろなツールやソリューションと組むことができるという図です。

 

大坪氏 先ほどお話しされていたように、TwitterやFacebookのような広告媒体のデータも接続して見ることができ、またその取れたデータをDatoramaやトレジャーデータといったDMPに入れられます。あるいはソーシャルリスニングツールのSprinklr、またはSlackやアマゾンのS3のようなところにもデータを蓄積したり、流したりできます。閉じた世界ではなく、持っているデータを資産化できるのが特長だと思います。

庵原 「データの資産化」についてですが、われわれは自社アプリのデータは非常に貴重なものだと考えています。自社アプリは本当に濃いファンが使うので、そのデータを蓄積して有効活用しましょうというのがわれわれのご提案です。

例えばロペピクニックのアプリでは、iOSではIDFA、AndroidではAAIDというトラッキングできるIDをどんどん取得しています。ID以外にも自社アプリでの購買データと併せて、端末IDを蓄積しています。これらのデータは自社アプリだけではなく、例えばFacebookやSmartNews、Twitterなどでのコミュニケーション、広告などに活用できます。端末IDをこういった媒体に掛け合わせれば、より精度の高いターゲティングも可能です。Webにおけるcookieのようなものです。Webでは今cookieで実現しているリターゲティングを、スマホでは端末IDでしていく、という取り組みです。すでにSmartNewsでターゲティング配信をしていますが、結果は約1カ月で20%ほど改善しています。

坂井氏 それと関係しているか分かりませんが、AppsFlyerのデータによると、SmartNews経由のユーザーはロイヤリティが高く、Facebookより高い時期もあるようです。

大坪氏 アプリのデータを分析することで、新たな発見が得られますね。

庵原 大坪様、坂井様、ありがとうございました。私たちはYappliを今後さらに強化し、さまざまな形で外部と接続して統合するツールとなり、アプリのテクノロジーを全ての企業に有効に使っていただけるプラットフォームにしていきたいと思っております。以上、ご清聴ありがとうございました。