Android版アプリの開発ウラ話


本日9月2日にYappliがAndroidアプリに対応しました。

これでYappliはiPhoneとAndroidの両OSに対応し、国内のほぼ全てのスマートフォンユーザーへリーチできる基盤ができあがりました。

Android版がiPhoneより遅れたのには理由があります。

私たちがYappliの開発をスタートさせたのは今から2年前ですが、その時に重大な意思決定をしました。それはYappliで作成されるアプリを“ネイティブコード”で作る、と決めたことです。

iPhoneとAndroidの両OSに対応させる最も効率のよいやり方は、アプリの中身をhtml5で作ることです。html5を使えば開発ははるかに容易で、短期で済みます(何よりもメンテナンスが楽になります)。しかし、html5はウェブサイト(またはウェブブラウザ)のためのコードであり、ネイティブコードから得られる操作性や快適性は達成できません。

私たちはhtml5を使ってYappliの早期の両OS対応を実現させるか、難易度と開発期間も長くなるネイティブコードを採用するかで悩みましたが(当時の世の流れは開発効率やメンテナンスの容易さからhtml5で作るのが主流でした)、「アプリはアプリらしい快適な閲覧体験を提供することが最も重要である」という判断のもと、ネイティブコードを選択しました。

その決断は正解でした。Facebookに代表される、多くの企業がそのあとhtml5を捨ててネイティブコードでアプリを作る方向に舵をきりました。

ザッカーバーグ、「HTML5を過大評価したのは、われわれ最大の失敗」と認める

「動きが遅い」と不評だったFacebookのアプリは、今は全く別物のサクサクと「速い」アプリに生まれ変わったのは皆様ご存知の通りだと思います。

私たちはまずはiPhoneアプリの中身をネイティブコードで作ることから始め、その安定性が確保できてからAndroidアプリの開発を始めました。

Androidアプリの開発にあたり素晴らしく優秀な仲間にも助けられ、本日リリースすることができました。

AndroidアプリもiPhoneアプリに負けずにサクサクと気持ちよく動きます。ぜひYappliからAndroidアプリを作成して体感して頂ければと思います。

by ファストメディア開発チーム